新型コロナウィルスと育児「外出自粛の一方で力有り余る子供たち」
お疲れ様です。
新型コロナウィルスで外出自粛ムードの今日この頃、どうお過ごしでしょうか?
◆外出自粛ムードの一方で力有り余る子供たち
新型コロナウィルスで外出自粛となっても、育児をすることには変わりません。
学校が休みになって、子供がずーっと家にいるので、親は逆に苦労しているのではないでしょうか。
うちもやはり苦労しています。
外出自粛なので、基本的には家にいますが、ずーっと家にいるのもなかなか辛いです。
うちは男の子2人で、エネルギーが有り余っているので、大暴れします。
けんかもよくします。
子供はなぜ相手の使っているおもちゃで遊びたくなるのでしょうか??
取り合い、奪い合いをして、あげくの果てにはおもちゃを投げつけるという有様です。
◆それでも1日少しは外に連れ出す。
実は、今週私(パパ)は事情があって仕事を休んでいます。
世の中ではテレワークが進んでいるようですが、良いことだと思います。(私はテレワークで休んでいるわけではありません。)
これを機に家で仕事をする風潮が広まってくれれば、親と子供の時間が増えていいと思います。
私は、基本的には外出自粛ですが、1日1回は子供たちを外に連れ出しています。
近所の公園やスーパー程度ですが、少しでも外の空気を吸わせています。
ずーっと家にいるほうが不健康な気がします。
子供たちも、ちょっとでも外に出ると少し落ち着く気がします。
◆打撃を受けているのは実は共働き家庭だけ?
子供の学校はお休みになっていますが、はっきり言って、育児は普段とそう変わらないです。
外出自粛ですが、最低限の生活のためには、近所のスーパーに行ったり、公園に少し行ったり。今週うちはパパ・ママ両方いるというありがたい体制ですが、私(パパ)がいなくてもママは普段通りの育児をやっていると思います。
一方で、共働き家庭は大変だと思います。
よくテレビでも言われていますが、子供が休みになって、預け先がないとのことです。
まあ、そうなるでしょうね。
政府も全国的に休校要請して、こうなること予想していたでしょうか?
共働き家庭は困ることを予想していたでしょうか?
◆これで家族のあり方を見つめるきっかけとなれば。
ただ、私は現在の状況もポジティブにとらえていて、これを機に家庭と育児のあり方を考えてみてはどうかと思います。
私のブログの記事を読んでいただいた方は感じておられるかもしれませんが、
私は共働きにやや否定的な考えを持っています。
賛否あると思いますが、無理に子供との時間を削ってまで働きに出る必要性があるのかと思うのです。朝7時とかに、自転車に乗せられて保育所に預けられる子供を見ると、少しどうなのかな、と思ってしまします。
私は、子供の心身の成長過程において、幼少時に親と過ごす時間が重要な影響を与えると考えています。家族を心のよりどころにできる子供は強くなると信じています。
今は家族の関係が希薄になってきていると言われています。実際そうだと思います。
私はそれが社会の様々な問題に関わっているのではないかと思っています。
例えば、少子化問題です。これは子供ができない問題ではなくて、家族を作らない人が増えていることに根本的な原因があると思います。
では、なぜ現代は家族を作る人が減ってきているのでしょうか?それは育った家庭環境に見ることができると思います。
(朝から晩まで預けられて、親と過ごした時間の短い子供が、果たして将来自分の家庭を持ちたいと強く思うようになるでしょうか。)
そんなわけで、ウィルスは怖くて早く落ち着てほしいですが、家族と過ごす時間が増えるこの状況下で、少しでも家族のことを考える時間が増えればよいと考えています。
突然の最後のお弁当
新型コロナウィルスのために子供の通っている幼稚園も休園になりました。
うちの子は年長なので、卒園式を残してもう幼稚園は終わりです。
昨日最後のお弁当を作りました。
まだ3月は何日かあると思っていたので、突然の最後のお弁当です。
朝お弁当を作りながら、3年間よく作ってきたなという満足感と、もうこれで子供の弁当を作るのは最後かもしれないという寂しさを感じました。
私はぱっとしないサラリーマンですが、育児に対しては真剣に取り組もうと考え、このブログでも自分の考えを、僭越ながらいろいろ書かせていただいています。
私の育児の取り組みのかなでも、こだわりをもって継続して取り組んできたのが子供のお弁当作りです。
◆私が子供のお弁当を作る理由
朝あまりにも忙しい妻を見て、手伝えないかと思って始めたのがきっかけでしたが、ここまで続けられるとは思いませんでした。
以前の記事でも書きましたが、朝起きて着替えや化粧など女性のほうが準備が大変だと思いますので、弁当作りも含めた朝の家事は、パパ(男性)側が主にやるのが合理的だと考えています。
(私は朝寝起きが良く、身支度についても坊主頭でひげも薄いので朝の始動は本当に早いです!)
お弁当の中身は、基本的には残り物や冷凍食品が多いのですが、今ではすっかり作る(詰める?)のにも慣れて朝のルーティンとして定着しています。
子供もみんなの前で弁当箱を広げて食べるわけですから、いいかげんなお弁当にするわけにはいきません。最近は栄養やいろどりも少しずつこだわるようになってきました。
子供の弁当作りでいいことは、自分のお弁当もついでに作れることです。
私はこれを愛妻弁当ならぬ「愛自己弁当」と呼んでいます(笑)
でも職場で聞かれたら、妻に作ってもらっていると必ず言っています。
奥様の立場もありあますので。。
弁当を持っていけば、お昼を買いに行ったり、食べに行ったりする必要がないのでいいです。
私は早く帰るために昼休みはあまり取らないので、机で自分の作ったお弁当を食べながら仕事を進めています。(食べながらの仕事は賛否あるかもしれませんが・・・)
また、当然ながら、お弁当はコスト的にも節約になります。
前日の残り物と、週末にスーパーで半額で買った冷凍食品が中心ですので、子供の分と合わせても数百円でしょうか。
◆専業主婦の妻がいても弁当は自分で作るべし?
「弁当男子」なんて言葉も流行りましたが、私は子供の分まで作っていますのでそれを突き抜けています!
今まで私の周りで専業主婦の奥様がいるパパで、自分の分はまだしも、子供の分のお弁当までパパが作っているというのは聞いたことがありません。
けれど、「専業主婦がお弁当を作る」というのは、ある種の固定観念で、家庭の事情などによってパパが作ってもまったく問題ないと思います。
むしろ前述のとおり、朝の準備が大変で、さらに日中の大変な家事・育児に突入するママに、せめて朝くらいゆっくりさせてあげてもいいのではないかと真剣に思っています。
パパは出勤してしまえば自由の身になれるわけですから。
◆これからも子供のお弁当を作り続けたい!
これから子供が小学校に入ると給食が始まるので、お弁当がむしろ例外的になりますが、私はこれからも子供お弁当を作り続けたいと思います。
外で働いている自分としては、お弁当を通じて子供の成長に貢献できると思うからです。(たくさん食べてでかくなってほしいという思いがあります!)
おやじの弁当作りはまだまだ続きます。
育児パパの働き方改革(その3)つづきの2(飲み会に誘われたらランチ会を提案しよう!)
お疲れ様です。
コロナウィルスの関係で、この年度末の飲み会がどんどん中止になっています。
ウィルスの蔓延は心配ですが、パパが飲み会に参加しなくてもいいという意味では、このブログの趣旨に合っています。
さて、前2回の記事では、
- 飲み会は、きちんと分類して考えをもって参加するかを決めるべき
- 夜飲み会に出るならそれなりの家族のケアが必要。
と書かせていただきました。
このテーマ「飲み会」の最終回として、
「パパが夜の飲み会に参加する場合に家族にできるケア」として、以下の4つを紹介します。
①その分の家事をする。
②飲み会の前後の日はいつもより早く帰宅する。
③飲み会当日もあまり遅くならない。
④ママへの小さなプレゼント
◆①その分の家事をする
前回書いたとおり、夜の飲み会に参加してしまうと、その日の家事・育児はすべてママにやってもらうことになってしまいます。
ですので、その代わりにできる家事をします。
例えば、皿洗いや洗濯物の取り込みは、飲み会が終わって夜遅くに帰宅してもできます。また、その日の出勤前の朝にそうじや子供の学校の準備、弁当作り、食事の準備をするなど、できる家事はたくさんあります。
夜いない代わりに、少しでもママのその日の負担が軽くなるようにできることをします。
(私は、夜飲み会に出る日の朝は、いつもの朝食の準備、お弁当作りに加えて、その日の夜の夕食(カレーなど置いておけるもの)も作って行くようにしています。)
◆②飲み会の前後の日はいつもより早く帰宅する。
飲み会で夜遅くなる日があるなら、その前後の日は早く帰って、家族サービスをいつもより厚く行うべきです。
繰り返しになりますが、一日でも飲み会で夜遅くなることは、家族への影響大です。
それを少しでも緩和するためには、①で書いたようなその日の家事を余分にするだけでなく、その前後の日から気をつかっておく必要があります。
ママは何日も前からこの日は飲み会があるいうことで、若干の不満を抱いています。それを少しでも和らげるために、数日前から早く帰宅するなりして家族へのケアをしておくことが必要だと思います。
◆③飲み会当日もあまり遅くならない。(家族は寝ながらもパパの帰りを待っている。)
これも意外と重要だと思っています。
「その日は飲み会で遅くなるんだから、何時に帰っても同じではないか。」
と考える人もあるかもしれませんが、そんなことはありません。
できるだけ1次会で帰りましょう。
飲み会にもよるかもしれませんが、2次会、3次会へと続くのはほぼ惰性で、あまり意味はないと思います。
最初から1次会で帰る前提で飲み会に参加しましょう。挨拶すべき人、話したい人がいる場合は、1次会のうちに用を済ますように心がけましょう。そうすれば2次会へ行く必要はなくなります。
1次会にさえ参加すれば、「あいつは付き合いが悪い」ということにもならないと思います。
1次会で帰るべき、もっと重要な理由は、
家族は夜遅くなってもパパの帰りを待っています。
ママは先に寝てようとも、夫がいつ帰るのか気にしています。
子供たちもそうです。寝ていながらもパパの帰りを待っています。
私は子供のころ、父親が仕事や飲み会で遅くなると、夜心細く感じた覚えがあります。寝ていながらも父親が帰ってくるまでは不安を抱きながらふとんに入っていたことを思い出します。
1次会ですぱっと帰って、家族を安心させましょう。
それがその日の家族への負担を少なからず和らげます。
◆④ママへの小さなプレゼント(小さな心遣いで印象が変わる)
飲み会から帰ると、ママは起きていてくれることがあります。その日の出来事や子供の様子を少し話す時間になるでしょう。そんなときにママへ小さな贈り物を用意して帰ると、また更にママの印象(一人だけ飲み会に参加して楽しんできた)が異なります。
私は飲み会の帰りは決まって近くのコンビニで妻が好きなスイーツを買って帰ることにしています。
夜妻が起きていれば一緒にコーヒーでも飲みながら少し話をします。妻が寝ていたとしても、朝起きたら冷蔵庫に好きなスイーツがあれば妻の気持ちも和らぐかもしれません。
小細工かもしれませんが、こういう小さなママへの心遣いも必要だと思います。
◆最後に(飲み会を回避するのも働き方改革)
今回は飲み会に参加する場合の4つの家族へのケアについて紹介しました。
しかし、正直に言えば、子育て時期のパパは飲み会なんて参加している場合ではなく、一刻も早く帰宅して育児に取り組むべきだと思います。
どんな飲み会であっても、家族よりも重要な飲み会などありません。
けれど、社会人である限り飲み会は避けては通れない部分もあると思います。
そういった意味では、飲み会への参加を変えることも働き方改革の一つだと思っています。
そこで、いかに飲み会を回避するかも、ある意味実力のうちです。
本当に仕事のできる人は、飲み会に頼る必要はないはずです。
そういう意味においても、
「飲み会は最低限で参加する」=「育児をするため」=「優先順位が分かる」=「仕事ができる」
という方程式が成り立ちそうです。
飲み会へのスタンスからも、そのパパの実力が垣間見えそうです。
育児パパの働き方改革(その3)つづき(飲み会に誘われたらランチ会を提案しよう!)
お疲れ様です。
前回は、
飲み会をきちんと分類して考えをもって参加するかを決めるべき
と書きました。
何も考えずに「誘われたらとりあえず参加する」というのは、独身までのスタンス(=仕事以外は全て自分の時間)です。育児世代は家族の時間を第一に考えるべきであり、それ以外に時間を使うのであれば、それなりの家庭へのケアを考えなければなりません。
今回は引き続き、飲み会に参加する場合の家庭への影響と、パパが夜飲み会に参加する場合に家族にどういうケアができるか(すべきか)書かせていただきたいと思います。
◆夜パパが飲み会に出ることによる家庭への影響は想像以上に大きい
夜の飲み会に出ると、小さな子供が起きてる時間に帰宅することは難しくなるでしょう。
(通常の飲み会は、7時始まりで2時間制なので、早くて9時に帰宅の途についたとしても、帰るのはだいたい10時くらいになるのではないでしょうか。)
そうなると子供をお風呂に入れて、寝かせるまで全部ママに任せることになります。
私はそれに対して、すごく申し訳なさ(不公平感)を感じます。
普段は、お風呂も寝かしつけも私が帰宅後にやっていますので、その負担を飲み会の日はすべてママに課すことになってしまいます。
ただでさえ日中、家事と育児に追われて疲れているママに、さらなる負担を課すのは、ママの心身に対する影響は大です。
体力的にもそうですが、パパだけが楽しんでくることへのママが抱く不公平感は大きな精神的ストレスになると思います。
加えて、夜パパに会えないまま眠る子どもたちへの影響も大きいです。
(以前の記事「子供が寝る直前に帰宅するパパ、迷惑?」でも書きましたが、私は夜パパが子供と一瞬でも会うことは、大きな価値があると考えています。)
このように夜飲み会に参加することの家庭への影響は大きいことを認識すべきです。
この認識が甘いと、無用な飲み会にほいほい参加してしまう残念なパパになってしまいます。
◆夜飲み会に出るならそれなりの家族のケアが必要。
それでも、やむを得ずパパが夜の飲み会に参加する場合に、家族にどのようなケアができるのでしょうか。
私は以下の4つのケアを提案します。
①その分の家事をする。
②飲み会の前後の日はいつもより早く帰宅する。
③飲み会当日もあまり遅くならない。
④ママへの小さなプレゼント
以上の4つです。
私が飲み会に参加する場合に、やっていることです。
◆続きます。それぞれのケアについて
次回は飲み会に参加する場合の上記4つの家族ケアについて、それぞれ私が実践している(しようと努めている)ことを紹介したいと思います。
(文中に言及した過去の記事です)
育児パパの働き方改革(その3)(飲み会に誘われたらランチ会を提案しよう!)
お疲れ様です。
育児パパの働き方改革の「第3段」です。
今回のテーマは、サラリーマンでは仕事の一部とも言われる「飲み会」についてです。
育児パパとして数ある飲み会をどう考えてゆくべきか、私の考えを書かせていただきます。
◆サラリーマンなら飲み会は避けられない?
会社などの組織で働いていると、人の異動に伴う歓送迎会や季節的な会(忘年会、暑気払いなど)に加えて、ある事業後にやる打ち上げや接待など、様々な機会に飲み会が発生します。
昔に比べて減りましたが、上司とや同僚同士の個人的な飲み会(飲みにケーション?)もあります。
これらの飲み会は、お酒が好きか好きでないかに関わらず、
組織や良好な人間関係の構築のために必要な行事であり、避けられない部分があると思います。
そういう避けられない(=仕事に近い?)という意味で、飲み会への参加についても、働き方改革の一つとして考えるべきだと思っています。
◆いろんな飲み会をきちんと分類して出席を決めるべき。
私は飲み会を以下のように分類しています。
①所属全体に関わる飲み会(=自分が参加することに意義があるもの)
②単なる季節行事の飲み会(=自分が必ずしもいる必要がないもの)
③個人的な飲み会(=個人同士の人間関係に関わるもの)
私は基本的には①だけに参加するようにしています。
「①所属全体に関わる飲み会」とは、自分個人が参加しないと所属・グループなどの全体の雰囲気(連帯感)に関わることになる飲み会です。具体的には、最初の結成会や最後の解散会です。いわゆる最初と最後の会です。
これらは、自分が参加しないことで所属・グループ全体の連帯感や士気に関わり、出席しないと他の人にも不快感を与えることになりかねません。
家庭や育児の方が大切ですが、数ある飲み会を厳選するなら、こうした飲み会は参加するようにしています。(だいたい年に2、3回程度でしょうか。)
◆自分がいる必要がない飲み会は、最初の誘いで断る
「②単なる季節行事の飲み会」(例:お花見、暑気払い、忘年会、新年会など)については、「自分が必ずしもいる必要がない」と思えれば、参加しないようにしています。
断るポイントはできるだけ最初の誘いで断ることです。
ズルズルと引き伸ばすと、メンバー構成が自分ありきになったりして、断りにくくなります。早い段階であれば主催者に迷惑をかけることも少なくなります。
◆「③個人的な飲み会」に誘われたら、ランチ会を提案する。
いろんな交友関係を持つ人ほど、個人的に飲もうという誘いも多いことでしょう。特に仕事をバリバリやっていて、良い人間関係を仕事の原動力にしている人は、個人的な飲み会も避けがたいものであるはずです。
(これが飲み会で一番多いパターンではないでしょうか。)
しかし、個人的な飲み会でも、飲み会には変わりはなく、夜遅くなるという意味では家庭に対する影響は大です。(特に普段から早く帰っている人は。)
かと言って、何でもかんでもお誘いを断るのは良いこととは思いません。
普段ゆっくり話す機会のない人や、久しぶりに会う友人などと会うことは、その相手との人間関係を良くすることだけでなく、話を聞くことでいろんな情報を得たり、自分にとっても良い気分転換になったりすると思います。
私は個人的な夜の飲み会の誘いは基本的に断りますが、その代わりに、昼のランチ会を提案します。昼のランチであれば、家庭への影響も少なくて済みます。
昼休みの1時間か、もう少し時間がほしいときはもう1時間の時間休暇をとったりします。
せっかく久しぶりに会う友人なのに、ゆっくり話せないのでは?と思うかもしれませんが、私は正直それくらいで十分です。逆に時間に制約があった方が、中身の詰まった有意義な話ができるような気がします。
昼ならお酒がないから楽しくないのでは?と思うかもしれませんが、私はお酒がなくても会って話すことは楽しいです。
むしろ、お酒を飲まなければ楽しく会えない人と、無理に育児世代が貴重な時間を費やす必要はないと思います。
(育児世代は人間関係を整理すべきということは、以前の記事「子育て時期の交友関係は通じ合える友が数人いればいい」で書いています。)
◆飲み会は無条件に参加しない。家族のケアを考える。(つづきます)
以上で書いたとおり、
飲み会にはきちんと考えを持った上で参加するべきだと思っています。
何も考えずに「誘われたらとりあえず参加する」というのは、独身までのスタンス(=仕事以外は全て自分の時間だった)です。
育児世代は家族の時間を第一に考えるべきであり、それ以外に時間を使うのであれば、それなりの家庭へのケアを考えなければなりません。
次回は引き続き、飲み会に参加するのであれば、家族にどういうケアができるか(すべきか)書かせていただきたいと思います。
育児パパの働き方改革(その2)つづき(育休よりもいつでも休める体制を構築せよ!)
お疲れ様です。
働き方改革の一つ「育休」についての続きです。
前回は、前置きとして、
●パパの育休取得が即座に育児の戦力にならない。
●パパの育休取得はまだまだハードルが高いのが今の世の中の現状
と書きました。
今回はその続きとして、では育休を取る代わりにどうすればいいのか、私の考えを書かせていただきたいと思います。
◆だからまずは早く家に帰ることから
育休取得がハードルが高ければ、
まずは早く帰ることを心がけるべきだと思います。
早く帰れば平日でも育児はできます。そして週末はパパが主導して育児を行います。
(これは前回の働き方改革(その1)(退社時間は子供とお風呂にはいれる時間に設定せよ!)で書いた通りです。)
私はむしろ、
平日早く帰れて、週末はしっかり育児ができるのならば、必ずしも育休を取る必要はないと思っています。
突き詰めて言えば、育児は夫婦で一緒に平等(質的にも量的にも)に行うべきことだと私は強く考えていますが、私は平日の日中は主にママが、平日の夜と週末は主にパパが育児ができるのであれば、それは質的にも量的にも夫婦間で平等な育児ができるのではないかと思っています。むしろ、そのほうがいろいろ総合的に見て、良い育児になるのではないかと思っています。
(これは「パパがフルタイムの正社員として働き、ママが専業主婦」という家族設定を前提にしています。)
子供は、平日の日中はママと遊んだり、幼稚園などでお友達と接したりして過ごし、夜はパパとお風呂に入って一緒に寝る。週末はがっつりパパと一日一緒に過ごす。
こんな感じのほうが複数の人との交流という意味などにおいて、バランス的にもいいのではないかと思います。
ママとパパの両方と平日もずーっと一緒にいる必要性はそれほど大きくはないのではと思っています。
(※もちろん、子供が多いとか(3人以上とか?)、ママの体調が良くないとか、一人でも大人の手が欲しいという事情がある場合は別です。)
◆そして、職場ではいつでも休める体制を整えておく
早く家に帰れるようにする。
そして、更に言えば、いつでも休める環境を日頃から整えておくことが重要です。
いざ、ママの体調が悪いときに、パパが休んで子供の面倒を見たり、幼稚園の送り迎えをやったりします。
ママにとって、「いざピンチのときはパパが休んでくれる」と日頃思えるだけで、相当精神的なプレッシャーが減るのではないでしょうか?
ママも鉄人ではないので、体調を崩すこともあるでしょう。
逆に、「パパが仕事が忙しくて休んでもらえない」(私からすれば家族より大事な仕事なんてよほどないと思いますが)、
という家庭は、本当にママが大変だと思います。
ママはすごいプレッシャーだと思います。
自分が倒れたら子供の面倒は…、ご飯は誰が用意するの…、心配が尽きません。
よくママさんが精神的に参ってしまうのはこのようなプレッシャーに耐えられなくなったときではないかと思います。絶対にそうならないようにしなければなりません。
以前も書きましたが、私は妻の不調を感じたら、スパッと仕事を休むようにしています。一日休むこともありますし、半日だけ休んでやれることをやって仕事に出たりもします。
仕事を休むのにはすごく勇気が必要です。普段休まず真面目に出勤してる人ほど、仕事を休むことは精神的にこたえるでしょう。
この休みをスパッと取るためには、そのクイックな意思決定をするのにある程度の「慣れ」が必要で、場数を踏むしかありません。
また、仕事を休む精神的ストレスを軽減するためには、日頃からの職場での「休みやすい環境作り」が必要です。
「休みやすい環境」とは、
①仕事を普段から自分だけ背負わずに周囲とシェア(マニュアル化)しておくこと、
②休んでも周囲から嫌われないだけの信頼を得ておくこと、
の2点が重要です。
一朝一夕にできることではなく、こつこつ積み上げて構築していく必要があります。
(このあたりについては、過去の記事「突然1日仕事を休めますか?」に書いていますので、よろしければ読んでみてください。)
◆育休を取っても取らなくても、やはり仕事のできる人は育児をする。
育休はあくまでもその家庭で育児を行うためのツールの一つに過ぎません。
家庭によって事情は様々なので、パパが育休を取ることで育児がより円滑になることもあるでしょうし、育休を取らなくても十分良い育児ができる家庭もあると思います。
いずれにしても、そういうツールを的確に判断して大切な育児をきちんと行えるパパは、仕事においてもきちんと優先順位を判断して的確に仕事を行える人だと思います。
やはり、何度も何度も繰り返しになりますが、
育児をするパパ=仕事もできる
という方程式が正しいことを、改めて実感するとともに、皆さんにもお伝えしたいと思います。
(関連記事のリンクです。)
育児パパの働き方改革(その2)(育休よりもいつでも休める体制を構築せよ!)
お疲れ様です。
コメントありがとうございます。
賛否両方どしどしコメントいただければ嬉しいです。
多くの意見をいただくことが、私の育児に対する考えをより深めてくれると思っています。
さて、今回は育児パパの働き方改革の第2段を書かせていただきます。
今回のテーマは「育休」についてです。
◆パパの育休取得が即座に育児の戦力にならない。
ネットでざっと調べてみると、男性の育休取得率は5%から10%以下とのことです。取得したうちのほとんどは数日程度の期間だそうです。
私は、以前からこのブログで書いていますが、
パパの育休取得が必ずしも育児の戦力になるとは限らない
と考えています。
育児に普段関わっていないパパが家にいても、正直なところすぐには戦力にはならないと思います。
むしろ、ママにとって世話をする対象が増えるだけになるかもしれません。
男性の育休取得者のほとんどが短期間しか取っていないのだから、ちょっと家事・育児に手をつけ始めて、
もう育休期間が終わり!
ということになってしまうでしょう。
◆やはりまだ育休取得はハードルが高い!
パパの育休の取得率が低いのは、今の日本社会がやはり育休取得のハードルが高いからだと思います。
ハードルが高くなっている理由としては、
①社会の構造的な理由と、
②取得する側の内面的(精神的)な理由
と2つの側面があると思っています。
①社会の構造的な理由とは、日本は終身雇用が基本であり、正社員が中長期に休みを取ることがほとんど想定されていないことがあると思います。
なので、育休中に育休手当が出るにしても、働いているときの給料よりも低いですし、育休を長く取った人への人事的な待遇(出世)も良くないことが多いです。
これに対して、諸外国(特に欧米)では転職が当たり前で、自分のライフスタイルに合わせて仕事を辞めるなりして、その期間に育児をしたりします。育児が一段落したらまた同じ会社に戻るか別の会社で働きます。転職が当然なので、育休後の職場復帰とかそういう感覚ではなく、その時のライフスタイルと自分の経験・能力に合った仕事をするというだけの話です。
育休のハードルが高いもう一つの②内面的(精神的)な理由とは、育休取得することで周りに迷惑がかかるのではないか、自分のキャリアが傷つくのではないかといった精神的な不安によるものです。これも周りを気にしすぎる日本の特徴ではないかと思います。「個」としての自分よりも、「社会」や「組織」といったより大きな主体の一部として自分を見る傾向にあります。育児という個人的な事情よりも、会社全体のことを優先的に考えてしまいがちです。
これら2つの理由については、変えようにも日本の染み付いた文化のようになっている面もあり、やはりそれを押し曲げて育休取ることは、かなり普通の人にとってはハードルが高いと言わざるを得ません。それを無理やり政府とか会社とかが個人に押し付けても良いことにはならないように思います。
◆続きます。(では、育休よりも何が必要か?)
今回は少し前置きのようになってしまいましたが、次回は育休を取らなくてもきちんと育児をするためにはどうすればよいか。普段からのようなことを心がけるべきか、私の考えを引き続き書いていきたいと思います。
(以下は、育休についての過去の記事です。良かったら読んでみてください。)
育児パパの働き方改革(その1)つづき(退社時間は子供とお風呂に入れる時間に設定せよ!)
お疲れ様です。
前回のつづきです。
前回は、
・退社時間は子供とお風呂に入れる時間に設定せよ!
・子供のお風呂の時間に帰れないような働き方は思い切って見直すべき
と書きました。
◆働き方は簡単に変えられるものではない!
働き方改革が世間で大きく進められているように見えますが、私は、
よほどの覚悟がないと働き方改革はムリ
だと思っています。
働き方を変える(=改革する)には、何か個人的な大きなきっかけがないとできないと思います。いくら会社で社員に早い退社を促したとしても、個人の意識が変わらなければ何も変わりません。
早く退社しても、結局仕事を持ち帰ったり、そうでなくても、帰ってからも仕事のことを考えてしまうと思います。
これまで、自分のこころいくまで仕事をしてから帰るのが習慣になっていた人は、簡単にその習慣を変えられるはずないのです。
◆育児は自分の働き方を変える最後のチャンス?
私も子供を持つまでは、毎日遅くまで仕事をすることが当たり前でした。
しかし、子供を持って、育児をやってみて、仕事よりも大切なことに気づくことができました。
これまでずっとこのブログで書いてきたことですが、
今、目の前の仕事よりも、何よりも大切な存在である自分の子供を育てることの喜びと、未来を担う子供を育てることの社会的な意義の大きさを感じています。
「育児のためには仕事をないがしろにしてよい」
と考えているのではなく、育児に重点を置きつつも、仕事も効率よくしっかりできると信じています。
むしろ、育児をすること(=より強い絆の家族の構築)が、仕事にもきっとプラスに働くと考えています。
(育児をする人ほど、仕事ができる人が多いということは、過去の記事で書いていますので、よかったら読んでみてください。)
実際に、育児を本気でやってみると、ある日その大変さと重要さにはっと気がつくことがあると思います。その時、初めて自分を変えるきっかけが生まれる、つまり、自分の中での働き方改革が始まると思います。
逆に、家庭の育児に大して関わらず、働き方改革ができないままの人(パパ)は、いつまでも効率の悪い長時間労働を続けて、いつか壁(出世?)にぶつかることになるでしょう。
◆最後に(育児は、働き方だけでなく人生全体を変えるきっかけになる)
まとめますと、世間では、働き方改革かま進めば、パパが育児をするようになるとか、家族の時間が増えるとか考えられておりますが、それは順序が逆だと思います。
育児や家族の大切さに気付くから、働き方が変わっていくのです。
だから、何と言いますか、働き方改革させたいなら、家族や育児の大切さをもっと直接的に世に広める対策を進めるべきだと思います。そうすることで、働き方だけでなく、その人の人生がもっと豊かになることにつながっていくと私は考えています。
働き方改革はパパだけの問題ではなく、ママの問題でもあります。
パパに本当に今大事なことを気づかせるのは、ママでもあるからです。仕事だから…と言ってパパを好き勝手にさせておくと、バランス感覚のないパパ(=出世もてぎない)になってしまうかもしれません。
そういうわけで、家族や育児の大切さをパパたちに伝えるにはどうすればいいのか?
このブログで自分の考えを発信しつつ、もっと自分にできることを模索していきたいと思っています!
育児パパの働き方改革(その1)(退社時間は子供とお風呂に入れる時間に設定せよ!)
お疲れ様です。
今、世間では働き方改革がさけばれており、会社などで積極的に早い退社などの施策を進めています。
育児パパの働き方改革について、何回かに分けて、私の実行していることを含めて書かせていただきます。
◆退社時間は子供とお風呂に入れる時間に設定せよ!
「早く退社しなさい」、とよく言われますが、具体的に何時に帰ればいいのでしょうか?
それは、早ければ家族との時間が増えるので、早いに越したことはないのですが、忙しい働き方パパはなかなかそううまくいかないと思います。
そこで、具体的な退社時間として私が提案したいのは、
子供と一緒にお風呂に帰れる時間
です。
子供の年齢や寝る時間にもよりますが、だいたい未就学児は8時くらいまでにはお風呂に入ると思います。それまでに家に到着できるように逆算して職場を出るのです。
例えば、私は家から職場までの通勤時間が約1時間ほどなので、7時までには職場を出られるように努めています。もちろん忙しいときや、急な案件があるときはできないときもあるのですが、だいたい7時ころの退社を守っています。
◆子供のお風呂時間に帰れない働き方は思い切って見直すべき(パパの時間は自分だけのものではない!)
私は平日でもパパと子供のコミュニケーションがある程度あるべきだと思っています。
よく平日子供はパパと会えない、なんてことがありますがそれは良くない状況だと思います。子どもにとって平日家族で接する大人がママだけなのは、ママだけでなく子供にとっても息が詰まることだと思うからです。
(このあたりのことは、前の記事「子供が寝る直前に帰宅するパパ、迷惑?」でも書いてるのでよかったら読んでみてください。)
子供がいる以上、時間は自分だけのものではなくなっていることを強く認識すべきです。仕事が忙しいからと言って職場に長く残ることは、自己都合です。家で待っている家族にとっては何の関係もありません。
私も独身のころは、自分のこころいくまで毎日職場に残って仕事をしていました。それは、毎日の時間が仕事をしても、早く家に帰っても全て自分の時間だったからです。
家族をもって、今は全く違います。私の時間は私だけのものでなく、家族の時間でもあります。言い換えれば、しがないサラリーマン公務員としての自分だけでなく、パパとしての社会的・道義的な責任を負った自分がいるのです。
ですので、「仕事が忙しくてとても早く家に帰れない!」と思ってるパパも多いと思いますが、それはパパとしての時間をないがしろにしているよろしくない状況です。仕事のやり方の見直しだけでなく、割り振られた仕事の分担の軽減を上司と相談するなど、思い切った行動が必要になります。
◆次回に続きます。
次回は引き続いて、パパとして働き方を改革することの将来的な意味などについて、もう少し私の想いを書いていきたいと思います。
子供を寝かしつけるコツ!
お疲れ様です。
最近子供の寝かしつけをするときのコツをつかみました。
それは単純なことで、
寝かしつけようと思わすに、自分も一緒に寝てしまうこと
です。
どうしても、子供が寝た後にいろいろしたいので、子供たちだけ寝せようとするのですが、そういう気持ちが子供にもなんとなく乗り移って、なかなか寝ません。
子供たちが寝ないと、こっちもイライラしてしまいますし、子供たちもそわそわします。
なので、
「パパ寝るからね~」
と言って、ふとんに一緒に入って、本当に寝るつもりになって、目をつぶって静かにしていると、子供たちもいつの間にか寝ています。
私がその後起きだせるかは50:50です。
眠り込んでしまって朝まで起きなときもありますし、深夜にふと目が覚めて、それから起きだしてやりたいこと(家事や自分の時間にあてること)することもあります。
(その際は、それから2,3時間起きてまた寝るので、ちょっと睡眠が不規則になって翌日つらいこともあります。)
◆パパが寝かしつければ、その分ママの時間ができる。
私が寝かしつけている間、奥様はゆっくりお風呂に入ってもらいます。
お風呂から出て、子供たちが寝ていれば奥様はそのままゆっくりした時間を夜過ごすことができます。
それで私が仕事に出ている間、大変だった育児・家事とのバランスをとってもらっています。こんな日が平日の半分くらいにできればいいなあと思っています。
平日子供と一緒に寝ることは、平日の少ない子供とのコミュニケーションの時間を補うという意味でも良いことだと思っています。
ただ、ちょっと気になるのは、私が帰宅して、夕食を食べて、風呂入れて寝るまでの時間が短い(1時間以内)ので、食べた後すぐ寝るのは、さらなるメタボにならないかということです。
それでも、子供と奥様のためであれば、取るに足らないことなのですが・・・。
育児ママは「絶対的」に、働きパパは「相対的」に物事を考える。
お疲れ様です。
前回書いた「不倫報道から感じた男女の感覚の違いについて」に引き続き、私が感じる
パパ(男性)とママ(女性)との違いシリーズ第2段
を今回は書かせていただこうと思います。
◆育児ママは自分の物差しで(=絶対的に)物事を考える。
私が日々、妻(育児ママ)と接していて、物事の考え方の物差しが、私(働きパパ)と異なっていることを感じることが多くあります。
妻は物事を自分の物差し本位で考えます。
つまり、他人がどうとか関係なしに、自分が感じたままに物事をとらえるのです。
例えば、毎朝の子供の幼稚園の送りについてです。
うちは家から幼稚園まで距離的に近いので、遠くから歩いて来ている他のママと比べれば、歩く距離は短くて、家を出るのも遅くていいです。
なので、他のママと比べれば、うちは楽だと思うのですが、妻にとっては朝送るのは辛いものは辛いと言います。
他人は関係なくて、とにかく自分がきつければ、きついのです。
◆働きパパは物事を他人と比べて(=相対的に)考える。
これに対して、外で働いているパパ(私も含む)は、物事を他人との比べて考える傾向があると思います。どんなことも、周囲と比べて自分はどうか、という観点で物事を捉えます。
自分がある物事が辛いと思ったとしても、周りも当然にやっている事であれば、辛いという自分の感じ方を押し殺して、自分もあたかも普通にやろうとします。
これは、常に社会で働きながら人(大人)と接しているパパは、自分の考えを周りに合わせながら生活しているからだと思います。
社会人でストレスを感じ、状況が悪ければうつ病になってしまうことが多いのは、無意識のうちに周囲に合わせすぎて、体と心がついてこれなくなっていまうからだと思います。
◆パパ・ママはお互いの考え方の違いを理解し、尊重し合うことが大切。
私は、妻に声をかけるときには、
他人や他の家庭と比べて物を言わないように気をつけています。
〇〇ちゃんの家は××だから、うちのほうが楽だよね
うちはパパがこんなに動くから、恵まれてるよね…(笑)
こういった比較を前提とする(=相対的な)ものの言い方は妻になんの励ましにもなりません。周りや他人がどうであろうと、妻自身がそう思えば、それが妻のとらえ方、感じ方なのです。
世間一般的なことを言ってもダメなのです。ママにはそのママのとらえ方、感じ方があることを忘れてはいけません。
自戒も含めて言うと、世のパパたちはこうしたママとの見方・感じ方の物差しの違いを勘違いしていないでしょうか?
自分や周囲の考えをママにおしつけていないでしょうか?励ましと思ってママにかけた言葉が実はなんの意味もない可能性があります。
以前に書いた「育パパの5段階レベル」(下に記事貼り付け)で述べたとおり、ママと育児について共感できる「レベル4」に達しているパパはまだほとんどいないのではないかと思います。
まだまだ世の育パパレベルが高くないのは、こうしたママとの見方・感じ方の物差しの違いを理解できていないことも、大きな要因の一つではなないかと私は思います。
不倫報道から感じた男女の感覚の違いについて
こんばんは。
今日はちょっと微妙な話題について書きたいと思います。
最近私の奥様の怒りがおさまりません。
今世間を騒がしている某俳優の不倫報道についてです。
某俳優は、3人の幼い子供がいるにもかかわらず、他の女性と不倫していたとのことです。
私の奥様がこの報道に対して怒っている理由を聞くと、どうも以下の3点のようです。
- 結婚した妻を裏切ったこと。
- 幼い子供が3人もいるにも関わらず、育児をせずに外であらぬ行為をしたこと。
- 妻子ある男性に手を出した相手女性もあり得ない。
の3点です。
私はあまりこの手の芸能ネタと言いますか、そもそもこの夫婦のこともよく知らないので、この不倫報道もあまり関心がなかったのですが、妻は憤りがおさまらないようです。
◆妻と話していた感じた男女の感覚の違い
私自身も不倫は良いことであるはずでなく、育児もしないでそのようなことをした某俳優は批判を受けて当然だと思うのですが、妻の発言や彼に対する批判報道を聞いていると、ちょっと思うことがあります。それは、
なぜ一方的に男性側だけ批判されるのか、
某女優である妻側のほうにもそのようにさせる要因があったのではないか?
ということです。
こんなふうに書くと、世の女性を敵に回すかもしれないのですが、率直にそう思いました。
彼がそのような行為に及んだ理由の一つに、家庭や妻への不満がわずかでもあったのではないかと思うのです。
この私の疑問をふと妻にぶつけてみました。
妻から以下のような答えが返ってきました。
◆女性はこれと決めた一人にしぼる、男性はいつまでもまき散らしたがる。
妻から、「あなたも他の男性と同様、チャンスがあればするんでしょ?」
と言われてドキッとしました。もちろん即座に否定しました。
妻が言うには、
女はこれと決めたらよほどのことがない限り、その人にしぼるもの
これに対して、
男はいつまでもまき散らしたがるもの
ということです。
思わず黙り込んでしまいました。
一人にしぼっていた妻に対し、それを裏切った夫と、そういう女性の本性を知りながら妻子ある男に手を出した女が許せないということです。
よく考えてみれば、生を授かることにおいても、体を痛めて子供を産む女性に比べれば、男性の役割はいかに小さいか、とも思えます。
そういうところからも、妻が言った言葉には強い説得力がありました。
◆いずれにしても育児しないパパはダメに他ならない。
男女の感覚の違いという言葉を使いましたが、これは無頓着な私だからそう思ったのか、世の男女の違いとして全般的なこととして言えるのか、まだよく分かりません。
ただ、1点だけ間違いなく言えること、
すなわち、私の妻と全く意見が一致する部分は、
幼い子供がいるにもかかわらず、妻に育児を押し付けて自分だけ好きなことをすること
ましてや、不倫というあるべきでない行為であること
(妻が許せない上記二つ目)
であって、この某俳優がダメパパを通り越して、批判されるべきダメ人間であるということに間違いはありません。
1時間の睡眠よりも、10分の夫婦の会話を大切に。
お疲れ様です。
最近仕事がちょっと忙しくて、子どもたちが寝るか寝ないかの時間に帰宅します。
そういうときは、まずはみんなで一緒に布団に入ります。
そして、私は子供たちが寝静まった後に起き出して、風呂に入って、皿洗いなど残った家事をしています。
奥様は、日中の育児に疲れ切っているので、そのまま寝てしまうことが多いです。けれど、できれば奥様も起き出して、ゆっくりコーヒーを飲んだり(うちの奥様は大のコーヒー好き)、私とおしゃべりをしたりします。
◆少しの大人同士の会話がママの気分転換になる。
子供が寝静まった後は、夫婦でゆっくりコーヒーでも飲みながら、その日の子供の様子や、私の職場であったこと、その日話題になったニュースなどについて話します。
たいした話題ではないのですが、短い時間でも大人同士で話すことが大切だと思います。外で働く私にとっても話を聞いてもらえることでストレスが少しやわらぎますし、育児を1日してきた妻にとっても、良い気分転換になると思います。妻もそう言っています。
なぜ夫婦間で話すことが、妻にとって良い気分転換になっているかというと、思うに、ずっと1日育児をして、子供と接してきているので、「大人同士で話す」ということ自体が、育児から離れられることにつながるからだと思います。特に子供が小さいと、意思疎通がうまくいかないことから来るストレスが大きいですが、大人同士なら、スムーズに会話は進みます。スムーズな意思疎通が、育児とは違うコミュニケーションを与えてくれます。その違いを感じられることが、とても良い気分転換になってくると思います。
(この点、会社では面倒な人間関係もありますが、大人同士であれば普通のコミュニケーションはとれます。時には、子供よりも意思疎通できない困った人もいますが笑)
◆毎日10分でも大人の会話を。
ですので、子供の寝かしつけで、そのまま一緒に寝てしまうというママも多いと思いますが、睡眠時間は少し減るにしても、寝かしつけの後に起き出して、パパと少しでも大人の会話をしてみるのも良いのではないでしょうか。
少しでも意思疎通に問題のない大人同士の会話をすることで、言うことを聞かない、思い通りにならない育児とは違う、「スムーズなコミュニケーション」という意味で、大人同士の会話は良い気分転換になると思います。(逆に、子供に合わせ続けることは大人としては本当にしんどいことだと思います。)
毎日子供とだけ接することは、なかなか大変だと思います。ですので、大人同士のコミュニケーションを大切にしてはいかがでしょう。大人なら、ママ友や両親とかでもいいのですが、やっぱりパートナーである夫婦で話すことが良いのではないかと思います。
毎日10分でも夫婦間で話せれば、育児の二人三脚がよりうまく回るかもしれません。
(私は育児は夫婦の二人三脚だと思っています。)
ママ友付き合いも楽じゃない、本当に!
お疲れ様です。
先週木曜日、奥様が体調が良くなかったので、急きょ1日仕事を休みました。
出張直後だったので上司への報告、他部署との会議、当番制の仕事など、たっぷりやることがあった日だったのですが、ここは休みどきだと判断して、スパッと1日休みました。
最近、某政治家の育休取得の話題が騒がれていますが、以前もこのブログで書いたとおり、
育休取得が育児の根本的な支援とならない
と私は考えています。
普段育児をしないパパが休みで家にいても、ママにとって世話をする対象が一人増えるだけになるかもしれません。。
家庭の状況にもよりますが、まとまった育休を取るよりも、普段からパパが家事・育児を行うとともに、必要なときに育児や家族のために休める状況を常日頃から作っておくことが大事だと考えています。
(よろしければ、過去の記事も読んでみてください。)
◆1日休むといろいろなことが分かる。(=ママ友付き合いも楽じゃない。)
長男の幼稚園を迎えに行って、近所の公園に流れ込みました。いつものことです。
家に帰っても妻が体調が悪くて寝ているので、なるべく外にいたほうがいいと思ってついて行きました。
子供10数人とそのママたちが公園に集まった。そんなに大きくない公園なのでなかなかの人口密度でした。
子供たちは遊具で遊んだり、追いかけっこしたりして楽しそう。ママたちは散り散りにグループを作っておしゃべりを始めます。
パパの僕は独りぼっちで立っていました。
ボーッと子どもたちを見つつも、散り散りでおしゃべりしているママたちを観察してみました。
ママたちは、グループでがっちりおしゃべりしているママさんたちもいれは、グループに入れずに居づらそうにしているママさんもいます。
妻から聞いていましたが、ママさん同士でも相性があって、苦手な人もいるそうです。中には絶縁状態になっているママさん同士もいるそうです。
私は、これまで働いてきて、仕事をきついとか思ったことはほとんどありませんが、仕事で唯一毎度しんどいと思うのが、人間関係です。
普段はいい人なのですが、仕事で一緒になるとすごくやっかいな人がいます。そんな人と平日は家族より長い時間一緒に過ごさなくてはいけないのは辛いです。特にそういう人が上司とか直接仕事で関わる人だと地獄です。公務員の世界にはそういうやっかいな人が多い気がします。
なので、家事・育児をするママさんのほうが、外で働くよりも大変だということは認めつつも、この人間関係の悩みは、外で働くパパの特有の悩みだと前まで思っていました。
でも、今回公園でママさんたちを見てみて、ママ友同士の付き合いも楽じゃないと、よく分かりました。
幼稚園の迎えがあれば、毎日顔を合わせなければならないし、子供同士が仲良ければ、一緒に遊ばせなければならないし、PTAの役もあるし…。相性が悪い人ともある程度付き合わなければならないのは、職場の人間関係もママ友の付き合いも同じだなと思いました。
そういう意味でも、全体的に見れば、やはり仕事よりも育児の方が大変だと思います。
「育児に勝る仕事なし」
という自分の考えはやはり間違っていないと改めて認識した1日休みでした。
これを聞けばパパが家で育児をしているかすぐわかる。
お疲れ様です。
三連休ですね。育児をしている方々にとっては、むしろ大変な連休を過ごしておられる方々も多いと思います。
◆休日のプランを考えるのは簡単じゃない。
週末や連休が近づくと、私はそのプランを考えます。
だいたい水曜日くらいからその週末や休日を子供たちとどう過ごすか考え始めます。
近くでイベントがないか新聞や広告を見たり、インターネットで調べたりします。
基本的に週末の予定は私(パパ)が立てます。
どこへ子供たちを連れてって、何をして、何を食べて・・・。
これを毎週考えるのもなかなか難しいです。
平日、毎日考えている奥様には本当に頭が下がります。
きとんとプランが決まっていないと、家でダラダラ過ごしてしまいます。
子供たちが、テレビやユーチューブ、ゲームで1日過ごしてしまうのは避けたいものです。
なんとか、ちょっとでもパパとの充実した週末を子供たちに過ごさせてやりたいと、考え込んでしまいます。
(それが私自身の週末の満足感につながります。一種のパパのエゴかもしれませんが・・・。)
◆パパ同士のトークの一端でその人がどれだけ育児をしているか分かる。
そんな週末・連休のプランを考えていると、他のパパたちはどうしているのか気になります。
職場の同僚で、同じくらいの子供がいるパパに、
「週末はどんなふうに過ごしていますか?」
とけっこう尋ねてしまいます。
まず答えとして多いのが、
「近くの公園に連れて行ったり、買い物したり・・・」
というものです。
その次の質問が重要です。
「子供との週末の予定を考えるのも大変ですよね。」
と投げかけます。
この質問に対する反応で、その人が家でどれくらい育児をやっているかだいたい予測がつきます。
だいたい多いのは、「え、そうですか?」、「予定は基本的に妻が考えているので・・・」
というような、いかにも主体性のない返事です。
そのような主体性のない返事を聞くと
「この人は、結局、週末も育児は奥様が主体的に行っているんだな。」
と思ってしまいます。
◆主体性のないパパ育児は、ママへの大きな助けとはならない。
このブログで何度も書いていますが、パパがいくらたくさん育児に取り組んでも、主体性をもって取り組まなければ、普段から主体的に育児を行っているママへの大きな助けにはならないと思います。(以前に書いた「パパ育児の5段階」のレベル3(理解)以下のレベル)
結局、ママから言われたことしかできない、やらないようでは、ママが予定を考えて、指示を出さなければなりません。それだったら自分でやったほうが早いとママが考えてしまうかもしれません。育児は行き当たりばったりで行うほど甘いもではなく、周到に考えてから行動する必要があると思います。だから、事前に予定を考えることが重要であり、かつ、大変なのです。
◆週末くらいパパが予定を考えてみてはどうでしょう?
今まで、奥様の指示待ちだったパパたちは、週末くらい、1日のプランを考えるようにしてみてはどうでしょう?何も主体的に考えると言っても、一から十まで一人で育児をするわけではありません。
平日は毎日予定を考えて実行しているママに代わって、週末に予定を考える作業を代わってみるだけでも、ママにとって休息になるのではないかと思います。週末はパパのプランについていけばいいと思ってもらうのです。
なんだかえらそうに言って申し訳ありませんが、育児は直接子供と接することだけでなく、普段育児を一生懸命やっているママの助けとなることも重要であると考えています。