育児パパの働き方改革(その3)(飲み会に誘われたらランチ会を提案しよう!)
お疲れ様です。
育児パパの働き方改革の「第3段」です。
今回のテーマは、サラリーマンでは仕事の一部とも言われる「飲み会」についてです。
育児パパとして数ある飲み会をどう考えてゆくべきか、私の考えを書かせていただきます。
◆サラリーマンなら飲み会は避けられない?
会社などの組織で働いていると、人の異動に伴う歓送迎会や季節的な会(忘年会、暑気払いなど)に加えて、ある事業後にやる打ち上げや接待など、様々な機会に飲み会が発生します。
昔に比べて減りましたが、上司とや同僚同士の個人的な飲み会(飲みにケーション?)もあります。
これらの飲み会は、お酒が好きか好きでないかに関わらず、
組織や良好な人間関係の構築のために必要な行事であり、避けられない部分があると思います。
そういう避けられない(=仕事に近い?)という意味で、飲み会への参加についても、働き方改革の一つとして考えるべきだと思っています。
◆いろんな飲み会をきちんと分類して出席を決めるべき。
私は飲み会を以下のように分類しています。
①所属全体に関わる飲み会(=自分が参加することに意義があるもの)
②単なる季節行事の飲み会(=自分が必ずしもいる必要がないもの)
③個人的な飲み会(=個人同士の人間関係に関わるもの)
私は基本的には①だけに参加するようにしています。
「①所属全体に関わる飲み会」とは、自分個人が参加しないと所属・グループなどの全体の雰囲気(連帯感)に関わることになる飲み会です。具体的には、最初の結成会や最後の解散会です。いわゆる最初と最後の会です。
これらは、自分が参加しないことで所属・グループ全体の連帯感や士気に関わり、出席しないと他の人にも不快感を与えることになりかねません。
家庭や育児の方が大切ですが、数ある飲み会を厳選するなら、こうした飲み会は参加するようにしています。(だいたい年に2、3回程度でしょうか。)
◆自分がいる必要がない飲み会は、最初の誘いで断る
「②単なる季節行事の飲み会」(例:お花見、暑気払い、忘年会、新年会など)については、「自分が必ずしもいる必要がない」と思えれば、参加しないようにしています。
断るポイントはできるだけ最初の誘いで断ることです。
ズルズルと引き伸ばすと、メンバー構成が自分ありきになったりして、断りにくくなります。早い段階であれば主催者に迷惑をかけることも少なくなります。
◆「③個人的な飲み会」に誘われたら、ランチ会を提案する。
いろんな交友関係を持つ人ほど、個人的に飲もうという誘いも多いことでしょう。特に仕事をバリバリやっていて、良い人間関係を仕事の原動力にしている人は、個人的な飲み会も避けがたいものであるはずです。
(これが飲み会で一番多いパターンではないでしょうか。)
しかし、個人的な飲み会でも、飲み会には変わりはなく、夜遅くなるという意味では家庭に対する影響は大です。(特に普段から早く帰っている人は。)
かと言って、何でもかんでもお誘いを断るのは良いこととは思いません。
普段ゆっくり話す機会のない人や、久しぶりに会う友人などと会うことは、その相手との人間関係を良くすることだけでなく、話を聞くことでいろんな情報を得たり、自分にとっても良い気分転換になったりすると思います。
私は個人的な夜の飲み会の誘いは基本的に断りますが、その代わりに、昼のランチ会を提案します。昼のランチであれば、家庭への影響も少なくて済みます。
昼休みの1時間か、もう少し時間がほしいときはもう1時間の時間休暇をとったりします。
せっかく久しぶりに会う友人なのに、ゆっくり話せないのでは?と思うかもしれませんが、私は正直それくらいで十分です。逆に時間に制約があった方が、中身の詰まった有意義な話ができるような気がします。
昼ならお酒がないから楽しくないのでは?と思うかもしれませんが、私はお酒がなくても会って話すことは楽しいです。
むしろ、お酒を飲まなければ楽しく会えない人と、無理に育児世代が貴重な時間を費やす必要はないと思います。
(育児世代は人間関係を整理すべきということは、以前の記事「子育て時期の交友関係は通じ合える友が数人いればいい」で書いています。)
◆飲み会は無条件に参加しない。家族のケアを考える。(つづきます)
以上で書いたとおり、
飲み会にはきちんと考えを持った上で参加するべきだと思っています。
何も考えずに「誘われたらとりあえず参加する」というのは、独身までのスタンス(=仕事以外は全て自分の時間だった)です。
育児世代は家族の時間を第一に考えるべきであり、それ以外に時間を使うのであれば、それなりの家庭へのケアを考えなければなりません。
次回は引き続き、飲み会に参加するのであれば、家族にどういうケアができるか(すべきか)書かせていただきたいと思います。