育児に勝る仕事なし!

2人の子供を持つ公務員のパパ。日々の育児や仕事を通じて考えたことをざっくばらんに語ります。

突然1日仕事を休めますか?

お疲れ様です。
先週木曜は妻が体調が悪かったので、急きょ仕事を1日休みました。

子供の幼稚園への送り迎え、次男の世話、食事の準備などの家事・育児を一通りやりました。

外で働いている方々(主にパパ)に質問します。

「突然1日休みを取ることはできますでしょうか?」

多くの方々にとって、突然休みを取ることは、

「全く不可能ではないが、できればしたくない。ていうかしない。」

というのが本音だと思います。

私は、外で働いているパパの育児への関わり方の重要なポイントの一つとして、

「突然1日仕事を休めるかどうか」

があると思っています。

奥様が体調を崩してしまったときに、パパが休みを取れるかどうかが、ママの日々の育児のプレッシャーをかなり軽減すると思います。
毎日育児で大変な中で、自分の体調も完璧に維持することはかなり大変だと思います。体調が悪くても夫を頼れないから、自分(ママ)が何があっても育児(及び家事)をしなければならない。
その精神的なプレッシャーは相当なものであり、溜め込み過ぎると、体だけでなく心が参ってしまう原因になると思います。

ですので、実際に頼るかどうかは別として、ママが本当にピンチのときにパパを頼れるという状況を日々作っていくことが重要だと思っています。

私は、だいたい平均で1ヶ月に2、3回は1日休みを取っています。
特に季節の変わり目は妻や子供の体調が悪くなりやすいので、そんなときは思い切って1日休みを取って対応します。他に、育児のために早退や遅刻もけっこうします。
私は職場で休暇(年休=年次有給休暇)の取得ナンバーワンです!

そうは言っても、無頓着に休みを取っているわけではありません。

私は今でも、朝に「今日休みます」という連絡を職場に入れるときは心が張りつめます。
周りに少なからず迷惑をかけますし、自分の考えていた仕事のスケジュールも狂ってしまいます。
おそらく、まじめに働いている人ほど、平日に突然ぽっかり1日休むというのは、精神的にかなりのストレスを感じるのではないでしょうか。 

けれど、仕事よりもっと重要な家族のために、奥様の体調不良など必要なときはスパッと休む決断をして、決めたら気持ちを切り替えることが必要です。
この気持ちの切り替えはなかなか簡単にできることではありません。

仕事を休むことは、本当に勇気がいることなのです。
(多くの働いておられる方は納得していただけるのではないでしょうか?)
この勇気を持てるかが、パパ育児のポイントだと思っています。


今週休んでお昼に幼稚園に子供を迎えに行ったら、幼稚園全体でパパが迎えに来ているのは私一人でした。まだまだパパ育児が浸透していないということだと思います。

私はけっこう頻繁に平日休んでいますので、もうめずらしがられることはないのですが、当初は幼稚園の先生に、
「お父さん、今日はどうしたんですか?お休みですか?」と言われたりしました。

また、頻繁に平日お迎えに行っていると、
「あのお父さんはよく幼稚園に来ているが、何をやってる人なのか?きっとフリーランスの自由業なのだろう。それかシフト制?もしくは失業中?」
などなど、ママさんたち間でうわさになりました。
(いえいえ、私は普通にフルタイムのサラリーマンですよ。よく休んでますが、一応自分の職場での責任はそれなりに果たしていると思います・・・。)


ともかく、必要な時には仕事を1日休めるか、取る勇気をもてるかが、パパ育児の重要なポイント(腕の見せどころ)だと思います。

けれど、無頓着に休みを取ることは、仕事を停滞させ、職場の迷惑となり、同僚や上司からいい顔はされません・・・。

突然1日休みを取れる状況を作るためには、どうすればよいのか。仕事への取組み方や、同僚・上司との関係をどうすればよいか。
次回は休みをたくさん取得している私が、日々心がけていることをご紹介したいと思います。