育児に勝る仕事なし!

2人の子供を持つ公務員のパパ。日々の育児や仕事を通じて考えたことをざっくばらんに語ります。

子供の虫捕りに「弱肉強食」を思う

お疲れ様です。

 

いつもですが、熱いですねえ。。。

 

でも子供たちは元気です。

 

子供たちはこんな暑い日でも外へ遊びに行きたがります。

 

熱中症も心配ですが、

 

一日中家の中にいるのも不健康かなとも思い、

 

ちょっとだけなら、

 

と、子供たちを今日も連れ出しました。

 

うちの子供たちが外ですることで好きなことは、

 

虫捕り

 

です!

 

最近は夏一番で鳴いているセミが捕獲対象です。

 

セミと言えば、

 

地上では1週間しか生きられないとされている昆虫です。

 

それを知っている大人としては、

 

「命の短いセミを触るべきではない!」

 

と思うのですが、

 

子たちにとっては、

 

あくまでも生物であり、

 

捕獲したい対象です。

 

たぶん、親なら一度は、

 

子供に生き物に対する扱いや考え方について教えたことがあると思います。

 

命の大切さですね。

 

皆さんは、例えば、一週間しか生きないセミ

 

自分の子供が網で捕まえようとしていたとき、

 

どうしますか??

 

短い命だからそもそも捕るべきではない

 

と考えて、やめさせますか?

 

それとも、捕獲を容認しますか?

 

これは親によって考え方は分かれると思います。

 

私が今日、これまでも、考えてとった行動は以下のような感じです。

 

◆子供の虫捕りに弱肉強食を思う。

 私は、子供がセミを捕獲することは容認する(止めない)ことにしています。

 

子供には命を大切にしなければならないと日々教えているつもりですが、

 

それをただ言葉だけで言っても、子供たちにとってなかなかしっくりこないと思います。

 

実際捕まえてみて、

 

虫かごに入れて、

 

それを家に持ち帰ろうとするところで初めて、私は、

 

セミは一週間の短い命だから逃がしてやろう」

 

と子供に問いかけます。

 

強制するわけではありません。

 

そこで、子供たちに今このセミを持って帰ったらどうなるか

 

考えてほしいと思うからです。

 

おそらく、セミは家に持ち帰ったら2,3日以内に死ぬでしょう。

 

実際、何年か前にそうしてしまったことがありました。

 

子供は死んだセミを見て、

 

「かわいそう」だと言いました。

 

ただ、そのときはまだ幼かったので、

 

生き物の死をそれほど認識していなかったように思います。

 

今日、セミを捕まえた子供に、

 

「短い命だから逃がしてやったら?」

 

と問いかけました。

 

最初は家で飼う!

 

と言っていた子供も、

 

「じゃあ、逃がす」

 

と言いました。

 

親として内心少しほっとしました。

 

もし、それでも持ち帰りたいと子供が言ったら、

 

私はそれを認めていたと思います。

 

そして、またセミの死に直面した時に、

 

いろいろ子供が考えてくれればいい、

 

と思いました。

 

たぶん、セミの短い命を知っている大人が捕まえる前にやめさせるべきだ

 

と考える親もいるでしょう。

 

でも、私の考えでは、

 

強いもの(子供)が弱いもの(虫)から

 

何かを得られるのであれば、

 

それは仕方のないことだと思います。

 

この文明社会ですが、一応自然界のおきて(=弱肉強食)はあるべきだろうと私は思います。

 

セミよ、人間の子供に狩られないように、もう少し高い木で鳴くとか進化せよ」

 

なんて考えたりました。

 

自然界ではより多くの子孫が残るように進化し続けるのは当然です。

(と、昔学校の生物の授業で習いました。。)

 

本当に育児はいろいろ考えさせられます。

 

そして大人もいろいろ学べる機会になると思います。

 

今日はセミでしたが、

 

こうしたささいな一件も、

 

子供の将来の人間形成に重要な影響を与えうると思うと、

 

やはり育児は本当に難しく、奥が深いと改めて思いました。