私学VS公立【その1】つづき(出身地から見える夫婦間の教育観の違い)
お疲れ様です。
教育観について前回から続きます。
前回は、
地方出身の私(パパ)と、首都圏出身の妻(ママ)とは、「学校は私学か公立か」、という考え方に違いがあることを書かせていただきました。
妻(ママ)は子供をお受験して私学に入れたいようです。
私(パパ)は、そのまま地元の公立でいいと考えています。
(お互いの考え方の理由は、前回書かせていただきました。)
今回は、前回書かせていただいたお互いの考え方の理由をもう少し掘り下げるとともに、子供にとって、家族にとっても良い結論はどう導き出すべきか、考えていきたいと思います。
◆子供次第 VS 親次第?
よく子供の教育は親次第と言われます。
小さいころから親が教育熱心に子供を指導し、早い時期から習い事や塾に入れたりします。
そうすることで、子供も学ぶことに意欲を持ち、勉強することに抵抗がなくなって好きになります。
これは重要なプロセスだと思います。
こうすることで、他の子たちより学習する姿勢が身に付き、結果的に学習面で高い成果をおさめることができるようになると思います。
私の妻は、このように子供が小さいころから学ぶ環境を整えたいと考えています。
一方で、子供次第で、その子の性格や関心に任せるという教育方針もあると思います。
私はどちらかと言うとこちらの考えです。
成長する過程で関心を持ったこととか、得意になったことに応じて、親がそれを活かせるように支えればいいという考えです。
私はそういう親の方針の下で育てられたように思います。
以上のように、子供の教育方針の大枠として、親次第か子次第かという考え方があると思いますが、どちらが正解とは言えません。
それでは、子供にって、家族にとっても良い方針はどのように導き出せば良いのでしょうか??
◆まとめ(家族全員でいつでも話し合える環境を持つ)
まとめますと、結局、子供の教育について、「私学か公立」か、「親次第か子次第」かといった考え方はいろいろあると思いますが、まだ未知数の子供の成長について、結論付けることは不可能だと思われます。
ただし、大事だと思うのは、
子供の成長に合わせて、いろいろな変化があったときに、家族全員がいつでも話し合える、通じ合える環境を作っておくことだと思います。
家族全員とは、両親と子供の三者ということです。
何か子供に変化が生じた、悩みが生じたようにときに、両親がそれに耳を傾け、経験に基づいた助言、励ましをすること。
これさえできれば、私学であろうが公立であろうが、どのようにでも家族にとって良い結果になると私は思います。
以前にも書きましたが、「家族をよりどころにできる子供は強くなる」と私は考えています。
教育を通じて家族の絆が強まれば、きっと子供はその絆をよりどころに強く、大きく成長できると思います。
ですので、私は引き続き、妻と教育について議論を重ねながらも、子供の成長を見守りたいと思います。