【子供の英語教育】(後半)いつから始めるべきか?
お疲れ様です。
明日から本格的なGWがはじまります。
育児する親としては、自粛のこの中でどう子供と家で過ごすか悩ましいとろです。
「子供の英語教育」
について、前回に引き続き書かせていただきます。
私個人としては、子供の英語教育については、
まず日本語をきちんと学習してからで良い
(当分は学校のカリキュラム以外に特に何もしなくてよい)
と考えています。
今回はその理由について、もう少し掘り下げつつ、では英語教育について今後どうしていくのがよいのか、私の考えを書かせていただきます。
◆日本に生まれた日本人なら、まず日本語をきちんと学んでほしい。
日本語をまずしっかり習得してほしいと思います。
平行して2言語を学ぶことは容易ではないと思います。
まずは日本語をベースに学んで、第2言語である英語を始めるのはそれからでも遅くないと思います。
海外などでは、生活上、多く言語を同時に学ばなければならない場合もあると思います。
(例えば、フィリピンやインドなどでは、固有の言語に加えて、英語を幼少から学ぶことが生活上必要となっているようです。)
幸か不幸か、日本は英語ができないと生活上困るということはほとんどありません。
英語は重要と言われていますが、将来もこの状況は変わることはないと思います。
なので、まずは日本語をしっかり学んで、日本語のベースを固めてから、英語に取り組んでも大きく不利になることはないと考えます。
◆日本での学習で英語習得は不可能?
留学した私の経験から言うと、
日本で英語をある一定レベル以上に高めることはかなり難しい
と思っています。
高校や大学まで授業で英語を学べば、ある程度までは英語を習得できます。
(実は、これで英語を話すほとんど知識は身についていると思います。ただし、知識と実際使える英語は異なります。)
けれど、上にも書きましたが、
日本語で生活が困らない環境で生活している限り、英語をきちんと使えるレベル(ビジネスレベル?)まで高めることは、よほど特殊な環境に身を置かないと難しいと思っています。
それなので、子供に英会話や英語塾に日本で通わせたとしても、本当に使える英語を習得させるのは困難だと思います。
目的があいまいなまま子供に英語の勉強をさせるのは、子供にとって大きな負担となり、他の活動などにも影響があるかもしれません。
(もちろん受験英語など、目的によっては成果が望めることもあります。)
◆日本語あっての英語である!
英語をやってきて私が思うことは、
私たち日本人は英語をマスターする必要はまったくないということです。
(というか不可能)
英語はあくまでも情報収集や交流の手段であって、それを習得すること自体が目的ではありません。
そういう意味で、母国語である日本語とは区別すべきだと思います。
外国人と話ししたい、英語でも仕事ができるようになりたい、
など目的がいろいろあると思いますが、それも日本語あってのことであり、まずは日本語をきちんと習得してからなし得ることだと思っています。
◆最後に(英語は子供自身が将来について考えられるようになってからでも遅くない!)
いろいろ書いてきましたが、英語習得は、子供が自分の将来どうなりたいか、ある程度考えられるようになってからでも、全然遅くないと思います。
具体的には、物事がしっかり考えられるようになる高校生くらいになって、大学進学とか、将来の進路について考え始めるころからでもいいと思っています。
私は、社会人になってから英語を本腰入れて勉強し始めましたが、前回も書きましたが、日本で仕事の合間などでちょこっちょこ勉強してもほとんどレベルは上がりませんでした。(私にやる気がなかっただけかもしれませんが。。)
正直、日本で英語の勉強していた時間は無駄だったんじゃないかと思っているくらいです。
長くなって分かりにくくなってすみません。
最後にまとめますと、
・まず日本語をきちんと習得することで、将来日本人としてどう生きていくか考えられるだけの視野が広がる。
・英語を本気で習得するには相当の労力と環境が必要。まだ習熟していない子供に目的もあいまいなまま勉強させるのは、子供にとって大きな負担になる。
・子供が将来本当に英語を使いこなしたいと思うのであれば、進路決定す高校くらいから、海外の大学に進学するなどの選択を、親子で考える。
・そして、本当にやる気と環境があれば、短い期間(1年とか)でも十分英語を習得できる!
以上です。
なので、私は子供が小さいので、しばらく英語教育については考えていません。
(問題の先送りですかね。でもこれでいいと思っています。)
ただ、親としては、子供の成長の過程において、子供の英語や海外への関心などには、常にアンテナを張るようにして、学習や進路について相談に乗れるようにしたいと思っています。