育児に勝る仕事なし!

2人の子供を持つ公務員のパパ。日々の育児や仕事を通じて考えたことをざっくばらんに語ります。

育児ママは「絶対的」に、働きパパは「相対的」に物事を考える。

お疲れ様です。

前回書いた「不倫報道から感じた男女の感覚の違いについて」に引き続き、私が感じる

 

パパ(男性)とママ(女性)との違いシリーズ第2段

 

を今回は書かせていただこうと思います。

 

◆育児ママは自分の物差しで(=絶対的に)物事を考える。

私が日々、妻(育児ママ)と接していて、物事の考え方の物差しが、私(働きパパ)と異なっていることを感じることが多くあります。

 

妻は物事を自分の物差し本位で考えます。

つまり、他人がどうとか関係なしに、自分が感じたままに物事をとらえるのです。


例えば、毎朝の子供の幼稚園の送りについてです。

うちは家から幼稚園まで距離的に近いので、遠くから歩いて来ている他のママと比べれば、歩く距離は短くて、家を出るのも遅くていいです。

なので、他のママと比べれば、うちは楽だと思うのですが、妻にとっては朝送るのは辛いものは辛いと言います。

他人は関係なくて、とにかく自分がきつければ、きついのです。


◆働きパパは物事を他人と比べて(=相対的に)考える。

これに対して、外で働いているパパ(私も含む)は、物事を他人との比べて考える傾向があると思います。どんなことも、周囲と比べて自分はどうか、という観点で物事を捉えます。

 

自分がある物事が辛いと思ったとしても、周りも当然にやっている事であれば、辛いという自分の感じ方を押し殺して、自分もあたかも普通にやろうとします。

これは、常に社会で働きながら人(大人)と接しているパパは、自分の考えを周りに合わせながら生活しているからだと思います。

社会人でストレスを感じ、状況が悪ければうつ病になってしまうことが多いのは、無意識のうちに周囲に合わせすぎて、体と心がついてこれなくなっていまうからだと思います。


◆パパ・ママはお互いの考え方の違いを理解し、尊重し合うことが大切。

私は、妻に声をかけるときには、

他人や他の家庭と比べて物を言わないように気をつけています。

 

〇〇ちゃんの家は××だから、うちのほうが楽だよね

うちはパパがこんなに動くから、恵まれてるよね…(笑)


こういった比較を前提とする(=相対的な)ものの言い方は妻になんの励ましにもなりません。周りや他人がどうであろうと、妻自身がそう思えば、それが妻のとらえ方、感じ方なのです。

世間一般的なことを言ってもダメなのです。ママにはそのママのとらえ方、感じ方があることを忘れてはいけません。


自戒も含めて言うと、世のパパたちはこうしたママとの見方・感じ方の物差しの違いを勘違いしていないでしょうか?

自分や周囲の考えをママにおしつけていないでしょうか?励ましと思ってママにかけた言葉が実はなんの意味もない可能性があります。


以前に書いた「育パパの5段階レベル」(下に記事貼り付け)で述べたとおり、ママと育児について共感できる「レベル4」に達しているパパはまだほとんどいないのではないかと思います。


まだまだ世の育パパレベルが高くないのは、こうしたママとの見方・感じ方の物差しの違いを理解できていないことも、大きな要因の一つではなないかと私は思います。

 

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