育児に勝る仕事なし!

2人の子供を持つ公務員のパパ。日々の育児や仕事を通じて考えたことをざっくばらんに語ります。

育児パパのレベルは5段階?(その1)

お疲れ様です。

世の中にはいろんな家族がいます。

また、それを取り巻く環境も様々です。
育児についても、とても大変な家族もあれば、いろんな助けがあったり、夫婦でうまくやっていたりしてそこまで大変だと思っていない家族もあると思います。

ですので、パパが育児をする度合いも家族それぞれ違って当然であり、比べることは不可能かもしれませんが、私が考えるに、パパ育児のレベルは、大きく分けると以下の5段階に分かれるのではないかと思っています。

今回も、パパ育児について個人的な意見も色濃いのですが、これまでの私の育児を通じて周囲の家族や社会全体を見てきて考えた「パパ育児のレベル」について、書かせていただきたいと思います。

◆育児パパのレベルは5段階?

私が考えるパパ育児のレベルは以下の5段階です。


レベル1 無関心 
レベル2 無理解 
レベル3 理解 
レベル4 共感  
レベル5 実行  


それぞれのレベルの内容はなんとなくお分かりになると思います。
レベルの数字が上がるほど、パパ育児のレベルが高いということです。

これまでの私のいろんな経験から踏まえて、おそらく現代の日本では、レベル2(無理解)とレベル3(理解)の2つのレベルのパパが大半なのではないかと思っています。


以下、それぞれのレベルについて書きます。

◆レベル2(無理解)

レベル2(無理解)とは、文字通り育児の大変さ、重要さを理解していない(できていない)というタイプのパパです。
こういうパパは、仕事をしている自分のほうが大変で偉いと考えています。なので、自分が休むことや自分の都合を優先する傾向にあります。よって、必然的に育児をする時間は少なく、その中身も大したことのないものとなります。
それだけでなく、育児をするママに対しても偉そうな態度をとったり、心無い言葉をかけたりします。実に残念なパパです。

周りに本当にこのようなパパが多くて辟易します。例えば、週末は1日中寝ていたり、一人でゲームなどして過ごします。また、家族を残して一人で気安く外出したりします。奥様も残念ながら、そういう夫の振る舞いを許してしまっています。

◆レベル3(理解)

レベル3(理解)は、育児の大変さ、重要さはおおむね理解できているパパです。最近はこのレベルのパパが最も多いのではないかと思っています。感覚的には全体の半分から60%くらいでしょうか?
毎日朝から晩まで家事・育児をするママのことを大変だと思い、休日は少しでも家事や育児をしようと考えます。けれど、育児の大変さ、重要さを表面的には理解しつつも、その大変さを実体験を通じて心の底から理解しているわけではないので、育児も家事も基本的にはママから言われたことくらいしかできません。土日は家事・育児をするのですが、平日はノータッチの場合が多く、平気で残業したり、飲み会に参加したりします。

こういうパパは、仕事と育児を奥様との役割分担であると考えている場合が多いと思います。以前もこのブログで書きましたが、「育児と仕事は役割分担として考えるべきではない」と私は考えています。夫婦間で授かった子供の世話は夫婦の役割分担ではなく、対等に行うべきものであって、平日だからとか、おれは仕事をしているからという理由でその責任が軽減されることは決してありません。

育児の大変さ、重要さを理解している(または理解しようとしている)点では良いのですが、共感と主体性に欠けるこのレベルでは、残念ながら育児ママの大きな助けになるとは言い難いレベルです。

次に続きます。

またこんな感じで、個人的意見を述べてしまいましたが、こんな感じ5段階のレベルに分類できるのではないかと思います。このブログをお読みのパパ、またはママの旦那様はどのレベルに属しそうでしょうか??

私が思うに、今の世の中の育児パパの8割以上は、上のレベル2(無理解)とレベル3(理解)のどちらかのレベルに当てはまるのではないかと思っています。最近は社会的なパパ育児の風潮から、多くのパパは育児の大変さを理解して、週末を中心に何かしらの行動を起こしていることが多いと思います。(残念ながらそれでは足りないと書きました。)


次回は、この上のレベル4(共感)とレベル5(実行)について書きたいと思います。
希少なパパたちがどんななのか、私の考え(理想?)を引き続き書かせていただこうと思います。