育児に勝る仕事なし!

2人の子供を持つ公務員のパパ。日々の育児や仕事を通じて考えたことをざっくばらんに語ります。

突然1日仕事を休めますか? つづき

お疲れ様です。

 

前回、パパが突然1日休みを取れるかが、パパ育児の重要なポイント(腕の見せどころ)と書きました。

 

しかし、突然休みを取るのは本当に大変なことです。きっと、仕事をまじめにやっている人ほど、そのハードルは高いと思います。勇気がいることだと思います。

 

私は、妻や子供の体調が悪いときなど、よく仕事を休んでいますが、今でも職場に朝「今日休みます」の連絡を入れるときは、胃がキリキリ痛みます。決心するのに気合い必要です。

 

でも、育児は仕事よりももっと大切なことであり、家族のために必要なときはスパっと1日休むようにしています。

 

ただし、いくら家族のためとはいえ、休むことは少なからず周囲に迷惑をかけ、上司や同僚との関係も場合によっては悪くしかねません。

 

私がいざという時仕事を休むために、日々心がけていることを紹介します。

それは以下の2つです。

 

①職場の信頼を得る(仕事でも人間的にも)

②自分だけできる仕事をなくす(仕事をマニュアル化する)

 

の2つです。

以下で詳しく書きます。



①職場の信頼を得る(仕事でも人間的にも)

 

これが一番重要です。簡単なことで、休みを取っても許されるだけの仕事を普段からすることで周囲からの信頼を得ておくことです。

 

「普段仕事をきちんとやっているあいつなら休んでも仕方ない。」

という職場の雰囲気を作ることです。

 

逆に普段からいい加減な仕事をしている人は、育児のための休みと言っても、イマイチ納得が得られず、同僚や上司に不信感を与えてしまうことになりかねません。

 

たまに、ネットの記事で、

「若手が育児のために早く帰宅してしまって困る」

といったものを見かけますが、そういう場合は、上司の育児に対する理解が少ないこともあるかもしれませんが、その人の職場における仕事の信頼もまだまだということだと思います。

周りからの信頼を得ることは簡単なことでなく、日々の努力を積み重ねて少しずつ積み上げるものです。

 


②自分だけできる仕事をなくす(仕事をマニュアル化する)

 

仕事を休むことを躊躇してしまうのは、自分の仕事の停滞だけでなく、周りに迷惑をかけるから、ということも大きいのではないでしょうか?

自分がいないことで共同してやっている仕事が進まなくなると周りに迷惑をかけます。

そういう問題を軽減するために、普段から自分だけしかできない仕事をなるべく作らないように心がけるべきだと思います。

言い換えれば、「仕事のマニュアル化」と「周囲(上司や同僚や部下など)への情報共有」を常にしておくことです。

そうすることで、自分が急にいない日があったとしても、周りの誰かがサポートしてくれる(代わりにやってくれる)はずです。それで休んだことで生じる影響は、和らげられると思います。もちろん他人のサポートを得るには、上の①で書いた通り、積み重ねた信頼関係の構築が必要になります。

 

真面目な人ほど、自分で仕事を抱えてしまいがちになりますが、仕事よりももっと重要で、予測不能な子供の育児をするための備えとして、普段から意識しておくべきとだと思います。



以上の2つが、育児のために休むために重要なこととして、私が日々心がけていることです。私もまだまだ未熟なので、この2つが自信を持てるほど実践できているわけではありません。

ただ、日々心がけることで、いざというときに突然の休みを取りやすくなっていることは事実です。

 

育児は職場のどんな仕事よりも重要で、最優先させるべきだというのが私の根本的な考えですが、だからといって仕事をないがしろにしていいわけではありません。

 

育児をする人は、仕事もできる人が多い

と私は思っています。

 

育児をきちんとするために日々の仕事もきちんとする。

→ 仕事がうまくいけば、職場での信頼が得られ、早く帰ったり休みやすくなる。

→ 育児をする時間が増えて、その重要性や大変さを実感できる。

→ もっと育児をするために仕事もがんばる。

→ 職場での信頼もより高まる。(出世にもつながる!)

 

こうした育児と仕事のプラスの連鎖が回り続けている人こそ、真に「できる人」だと思います。理想的と思われるかもせれませんが、私もそういうパパを目指しています。

 

育児をしっかりやるパパは、仕事もできる人が多いと思うのは、こういう理由からです。育児をするために、今日もいい仕事ができるよう頑張ります!