【つい言ってませんか?】ママに言ってはいけない発言3選 (その2)
お疲れ様です。
「ママに言ってはいけない発言3選」
の第2弾です。
前回の第1弾では、
「子供くらいしっかり見ておけ!」
「お前が見ていてなんでそうなったんだ!」
などなど。
子供の行為や不始末について、すべてママの責任にするかのような発言
を書きました。
本来、子供に対する責任は、夫婦でまったく対等であるはずなのに、
ママが主に子供を見ているかという理由で、ママを責任を押し付ける
実に残念な発言です。
こういう発言を平気でするパパたちは、
きっと職場でも他人に責任を押しつけて、周囲からの信頼を失っていることでしょう。
さて、今回はパパたちがよくしがちな残念な発言の第2弾です。
◆その2「家事くらいしっかりやれよ!」(家事を軽視してママを責める発言)
こんなことを言うパパは多いのではないでしょうか?
・(帰宅して部屋が散らかったままの場合など)
「おれが帰ってくるまでに、家事くらいしっかりやっとけよ!」
・(自分の着たい服が洗濯されていなかった場合など)
「ずっと家にいるんだから、それくらいやっとけよ!」
などなど。
まあ、こんなにひどい言い方をしているとしたら終わっていますが、
これに近い発言をしているパパは多いのではないでしょうか?
要するに、
家事を軽視して、ママを責める発言です。
仕事で稼いでいる自分がいかに高度な仕事をしていて、
家にいて育児・家事をしているママが、それに比べて簡単なことをやっていると、
思い込んでいるパパさんです。
残念ながら、
この思い込みは大きな勘違いです。
私はこのブログで繰り返し述べていますが、
ママがやっている家事・育児は本当に大変です。
すごい体力が必要です。頭も使います。
私の確信に近い持論ですが、
家事・育児より大変な仕事なんてそうあるものではありません。
私は、これまで少なくとも、十数年仕事をしてきて。
家事・育児より大変だと思った仕事はほとんどありません。
(私がたいした仕事をやってないだけかもですが。。。)
その理由はこのブログで散々述べているので、
あまりここでは語りませんが、
自分の命よりも大事な子供の安全と成長を預かるママは、一時も手を抜くことはできません。
子供が小さいときは、トイレも自由にいけない時もあるでしょう。
◆世のママたちは家事と育児のマルチ・タスクをうまくこなしている。
また、これも強く言いたいのですが、
育児と家事は、
超「マルチ・タスク」
です。
マルチ・タスクとは、
よくお仕事の現場で、いくつもの種類の仕事を一人で担当すること
を言います。
マルチ・タスクをうまくこなすことが、「仕事のできる人」の条件の一つと言っても過言ではないでしょう。
私は、家事と育児はまさに、
超「マルチ・タスク」
だと思っています。
育児という難関をこなしつつ、買い物、掃除、洗濯、料理といった家事をしなければなりません。
世のママたちはこのマルチ・タスクをうまくこなしていて本当にすごいと思います。
家庭がまわっているということは、ママが家事・育児のマルチ・タスクをしっかりこなしている証拠です。
そう考えると、この社会が回っているのは、ママたちのおかげだと言っても過言ではありません。
◆家事を軽視する発言をしてしまうのは、やっていない証拠。
家事を軽視するパパは、きっと家事をやっていないのでしょう。
家事をしっかりやったことがある人なら、それが相当大変な仕事だとわかるはずです。
家事の種類は、数えたら両手の指では足りないくらいあります。
(買い物、掃除(トイレ、風呂、部屋)、洗濯、アイロン、料理(3食)・・・)
さらにそれに加えて、
もっと重要な育児もママはやっているのです。
そう考えると、外で働いているパパも、何とかママを助けたいと思うのが普通だと思います。
家事を当然やるでしょうし、
少なくとも、
家事を軽視する発言は、間違っても口からでないはずです。
そういう大変さを想像すること(気持ち)もなく、
平気で家事をママの責任にする発言をするパパたちは、
きっと職場でも、
小さなことをして、大きな仕事をしたと思い込んで満足しているに違いありません。
そういう程度の人は、きっとマルチ・タスクも与えられず、シングル・タスクのルーティンの仕事で満足して、周りから冷ややかに見られているでしょう。
(私が周りを見ている限りですが、忙しいと言って家事・育児をっしない人ほど大した仕事はしていないという印象があります。)
今までママの家事を軽視する発言のしてきたパパさんたち、
あなたの仕事はマルチ・タスクですか?それらをちゃんとこなしていますか?
それが家事・育児より大事だと思いますか?
次回の第3弾にゆずりますが、
物事の軽重を、
お金を稼いでいることのみに求めているとしたら、
それはとんだ錯覚であり、
職場での自分の仕事も大丈夫か、じっくり振り返ってみてください!