育児に勝る仕事なし!

2人の子供を持つ公務員のパパ。日々の育児や仕事を通じて考えたことをざっくばらんに語ります。

【コロナ疲れ⑫】コロナ疲れていない人もいる事実がある。

お疲れ様です。

 

もうそろそろ学校が始まろうとしています。

 

最近、うちの奥様のママ友でこんな人がいました。

 

「今のままでいい、家でずっといるのに慣れた。」

 

というのです。

 

とにかく早く学校が始まってほしい

学校が始まらないとペースがつかめない

 

と考えていた私とは正反対の考えです。

 

コロナ疲れていない人もいる事実がある。

 考えてみれば、今は外に出れない、人に会えないという状況ですが。

 

逆に言えば、

 

外に出なくてもいい、人に会わなてもいい

 

という状況でもあります。

 

もともとあまりアウトドアではなく、人との交流が好き・得意ではない人にとっては、これまでの自粛の状況がかえって心地よい

 

という人たちもいるようです。

 

これから学校など始まって、徐々に世の中が正常化していくことを憂鬱だと考える人もいるのです。

 

私は

 

はっと、

 

自分の考えがこれまでかたよっていたのではないかと反省しました。

 

私は、育児を親だけでなく、社会で行うべきだと考えてきました。

 

家族で過ごすのが基本だとしても、外(社会)で友達と遊んで、先生から教わって、その他の人や場所を通じて子供は成長するものだと考えました。

 

ただし、外(社会)には、人間関係の煩わしさや、物理的な危険などがともなってきます。

(子供のいじめ問題や、痛ましい事故のニュースを聞くと、目をそむけたくなります。)

 

そういった外(社会)のリスクを親がどう考えるか、ということも育児には重要な意味を持ってくると思っています。

 

◆育児はやはり「強要しないこと」が重要

 私はこのブログを通じて、育児(特にパパ育児)について、自分の意見を書いています。

 

時には、はっきり断定的な書き方になってしまうときもありました。

 

けれど、その考えを押し付けたりするつもりはまったくなく、自分の意見を紹介するとともに、もし私の考えに賛同して、その行動に活かしてもらえたら、うれしいと思う程度です。

 

ただ、私はこのコロナを通じて、

 

「はやく正常化してほしい、そうしないと育児が大変だ」

 

という論調でずっと意見を述べてきました。

 

けれど、今回それがすべてではないのだと気づかされました。

自分と異なる意見を無意識に排除していたことに反省しました。

 

やはり、育児は最後は家庭の問題であり、その方法は親や家族全体で考えていかなければなりません。その家族に合った育児は、その家族にとって異なります。

 

育児をたくさんするパパが、良いパパであるとは限りません。

逆に育児をあまりしないパパでも、子供にとって、ママにとって良いパパならば、それは良いパパであるに違いありません。それを他人がどうこう言うことはできません。

 

私は、一方的な考え方をしないようにするとともに、私の言動や行動が、他の家族に必要以上に立ち入っていないか、今後改めて気を付けようと思います。