育児に勝る仕事なし!

2人の子供を持つ公務員のパパ。日々の育児や仕事を通じて考えたことをざっくばらんに語ります。

【母の日に想う】私が家族を大切に想う原点は

お疲れ様です。

 

今日(正確には昨日)は母の日でした。

 

うちはママの日ごろの感謝をこめて、近所でケーキを買ってみんなで食べました。

 

また、離れて暮らす私の母にメッセージを贈りました。

 

何年か前までは、贈り物を送ったりもしていたのですが、最近はメッセージだけ送っています。

 

今日この母の日に、私の母について振り返って考えました。

 

そこに私の育児や家族を大切にする原点を見つけました。

 

◆私を洗脳した母の言葉

私が子供のころ、私の母は「勉強しろ」とか「きちんとした大人になりなさい」とか、あまりはっきり言いませんでした。

 

ただ、私が物心つく前から、学校を卒業して社会人になる(22歳?)くらいまで繰り返し言われ続けた言葉があります。

 

それはだいたいこんなことです。

 

「それなりに勉強して」

「それなりの学校を卒業して」

「それなりの会社に就職して」

「それなりの社会人になれば」

「それなりの人と結婚出来て」

「それなりの家族を作れば」

「うちのように、それなりに幸せになれるから、がんばりなさい。」

 

ある意味、抽象的でボヤっとしているのですが、

 

あまりにも私の子供時代の節目節目に言われ続けたので、

 

洗脳されました。

 

そして、私の人生まさにこんな流れに乗ってきたように思います。

 

さいころからこの言葉を刷り込まれ続けてきたので、ずっとこのような流れになるように突き進んできました。

 

一番この流れの中で壁にぶち当たったのは、

 

「結婚」

 

でした。

 

私は母のこの言葉のおかげか、当初からものすごく結婚願望が強く、大学在学中くらいから、常に結婚を意識して生きていました。

 

けれど、大学から実際結婚するまでの十数年間、その願いは長くかないませんでした。

 

20代から30代までの期間は私にとっては、長く苦しい時代でした。

(私の結婚までの十数年間の努力やエピソードについては、それなりに語りたいこともあるので、また別の機会に紹介させていただきます。)

 

それでも、何とか30代半ばにして今の奥様と結婚することができ、

 

その後、2人の子供にもめぐまれ、今は家族の幸せをそれなりに享受させていただいております。

 

母の言う通りなっていると思います。

 

私が家族を大切に想う原点は、私の育った家族にある。

母の言葉に洗脳されたと書きましたが、その言葉を強く信じ、実践した理由は、

 

私自身が、自分の育った家族を幸せだと感じ、

 

「こんな家庭を自分も作りたい」

 

と心の底から思ったからにほかなりません。

 

私の育った家庭は、裕福とは言えませんでしたが、仲の良い家族でした。

 

私がここまで成長できたのも、いつも家族を心のよりどころにできたからです。

 

家族がずっと私の原動力でした。

 

今、私が自分の家庭をもって思うことは、

 

自分の家庭も自分の育ったような仲の良い家庭にしたい、

 

そして、私の子供たちもこんな家庭を作って幸せになってもらいたい!

 

ということです。

 

ちょっと、うぬぼれっぽく聞こえるかもしれませんが、真剣にそう思っています。

 

そういう家庭にしたいからこそ、家族を大切にしますし、そのために育児にもしっかり取り組みたいと考えています。

 

これが私の育児をしっかりやろうと考える原点です。

 

◆最後に~家族が家族をつくる~

これまで私のことを書かせていただきましたが、これは決して私の家族だけのことではないと思っています。

 

すなわち、

 

「家族が家族を作る」

 

と私は思っています。

 

子供たちが「自分もこういう家庭を将来つくりたい」

 

と思えることが、その子の将来の家族を作る原点になるのではないでしょうか。

 

ちょっと大きな話になりますが、

 

現代は、晩婚化、少子高齢化が問題になっています。

 

いくら経済的な支援をしても、本当に家族を作りたいと思えなければ、問題は解決しないと思います。

 

本当に家族を作りたいと思えるかどうかは、まさにその子の育った家庭にかかっていると思います。

 

家族のきずなやあり方が今問われているのだと思います。

 

私の母が繰り返し説いた言葉が、私の心に響いたように、

 

私の子供たちが将来自分の家庭を持ちたいと思ってもらえるように、これからも努力したいと思います。

 

その一歩としてパパの育児が影響するのではないか、私はそう思っています。