仕事のできないパパほど仕事が忙しいと言う。
お疲れ様です。
今日のテーマは、これまでこのブログで何度も書いてたことですが、
「パパの育児と仕事との関係」
です。
私は根本的に、
「育児をするパパは仕事もできる」
という考えを持っています。
育児の大切さと大変さを理解できるパパは、職場でもきちん優先順位をつけてメリハリのある仕事をしているはずだからです。
今日はこの命題に逆説的なエピソードがあったので、それについて書こうと思います。
◆仕事のできないパパほど仕事が忙しいと言う。
私はこの4月に人事異動で別の部署に移りました。
新しい職場で、新しい仕事に取り組んでいます。
普通は人事異動がある場合は、前任者、つまり私の前にそのポジションで働いていた人から引継を受けます。
その前任者は、私の職場の先輩なのですが、私と同じように二人の幼いお子さんがいる方です。
その先輩から引継の際に言われたのは、
「この部署は忙しい。平日の帰宅は基本深夜で、土日も出勤していた。」
ということでした。
私はそれを聞いて、
「まずいな、早く帰れないと育児に支障が出るな。」
と心配しながら、新しい職場でこの4月から働き始めました。
ですが、実際新しい仕事を始めると、とても毎日深夜まで働くほどの仕事量ではないとうことが分かってきました。
「これは普通にやれば定時には帰れそうだな。」
と感じました。
◆働き方は仕事の内容や量でなく、その人のスタイルで決まる。
その職場に以前からいた周りの職員に聞いてみると、
その先輩職員がなぜそんなに遅くまで残っているのか、何をやっていたか分からない。
という反応でした。
結局、仕事の量ではなく、その先輩職員が単に遅くまで残業して仕事するスタイルだった、ということが分かりました。
きちんと職責を果たすという意味で、残業すること自体は悪いとは思いません。
しかし、この先輩の場合、やはり幼い子供がいるにも関わらず毎日残業し、土日も出勤していたというのは、それが正しい姿とはまったく思えません。
目の前の仕事を大切な育児より優先してしまうことは、仕事ができない(遅い)ことを物語っています。
まあ、先輩なので、そんなこと直接指摘しませんが、申し訳ありませんが、この先輩は近い将来いろんな意味で壁にぶち当たるのではないかと、生意気ながら思います。
本当の働き方は、仕事の内容や量でなく、その人のスタイルで決まると思います。
仕事がいくら多くても、早く帰るスタイルの人は何とか早く帰れるように仕事をすると思います。その逆に、仕事が少なくても職場に残るスタイルの人もいます。
私は、独身で1日がすべて自分の時間の人には「勝手にすれば」、と思うのですが、残念ながら、家庭を持ってもそのスタイルを変えられない人が本当に多いと感じています。
ですので、育児世代のパパは、育児を最優先と考えるのであれば、早く帰るスタイルに自分を変革し、どんなに忙しい部署に配属されようとも、早く帰るように努めるべきだと思います。
それこそ真の「働き方改革」だと考えます!