育児に勝る仕事なし!

2人の子供を持つ公務員のパパ。日々の育児や仕事を通じて考えたことをざっくばらんに語ります。

育児パパのレベルは5段階?(その2)

お疲れ様です。

 

今回も育児パパのレベルについて、前回に続いて私の意見を書かせていただこうと思います

 

前回、育児パパのレベルは、以下の5段階あると考えると書きました。


レベル1 無関心 

レベル2 無理解 

レベル3 理解 

レベル4 共感  

レベル5 実行  

 

この5段階のうち、レベル2(無理解)とレベル3(理解)のどちらかで、今の世の中の育児パパの8割以上を占めているのではないかと書きました。

特に、育児の重要さ、大変さを一応理解している(しようとしている)パパが最近は増えているのではないかと思います。

 

前回はレベル2(無理解)とレベル3(理解)のレベルがどんなものか、私の考えを書かせていただきました。 

今回は、さらにこの上のレベル4(共感)レベル5(実行)の二つのレベルについて、引き続き私の考えを書かせていただこうと思います。

 

◆レベル4(共感)とは?

 レベル4(共感)とは、育児の重要さ・大変さを、表面的に理解しているのではなく、実際の経験などから身にしみて納得し、深く理解しているレベルの育パパであり、その行動や言動から育児を大切にしていることがはっきり分かるレベルです。

育児について、言われたことだけでなく、本当に子供の性格や体調などを理解した上で、先を読んだ実効的な行動を取ります。また、子供に対してのみならず育児をする奥様のケアもぬかりなく行います。


例えば、レベル4の育パパは次のような行動を普通にとっていると思います。

・原則子供の起きている時間には仕事から帰宅する。

・休日一人で外出(休日出勤含む)は基本しない。

・飲み会はよほど重要なもの以外参加しない(平均で月1回あるかどうか)

・平日も何らかの家事をする。

・休日は育児を主導する。

(例えば、休日は子供を連れ出して奥様の一人の時間を作ったりする。)


などなどです。

よって、レベル4(共感)のパパは、日々育児に追われるママの強力なサポーターとなっています。


私が周囲や社会全体を見る限りでは、このレベル4に達している育パパはなかなかいません。割合で言うと5%(100人に5人)くらいではないかと思います。

 

レベル3(理解)の育パパと決定的に違うのは、育児を単に理解しているのではなく、まるで自分がママになって毎日の育児・家事を行っているかのように、ママと同じ育児の大変さと喜びを感じられていることつまり育児について夫婦で「共感」できていることです。

何でもそうですが、自分が経験したことないことについて共感することは難しいです。実際にかつて自分が育児を主として行っていたことがある、などといった経験がないと育児について共感することはなかなかできません。


けれど育児に夫婦間の共感はとても重要です。

私は育児は二人三脚のようなものだと思っています。

夫婦二人の息が合わなければなかなかうまく前に進みません。

ただ、逆に言えば、息が合わなくても、苦しみながら前にはゆっくり進むことはできます。なので、育児で言えば、夫婦間の息が合ってなくても子供が成長しないわけではありません。しかし、息が合ってない中での二人三脚は、お互いにとって苦痛であり、ストレスが溜まります。

共感のない育児(レベル3以下)とは、まさに息の合ってない二人三脚のようなものだと思います。夫婦間でうまく意思疎通ができず、育児に関してお互いイライラしたり、ストレスを溜めたりしていまします(それが特に育児を主として行うママに多くしわ寄せが行きます。。。)。

こういう状況が今の育児には多いと思っています。だから、いろいろ問題が生じるのではないかと思うのです。


育児を単に理解するレベル3と、共感するレベル4との間にはかなり高い壁があります。この壁をいかに乗り越えられるかが、いろんな意味で、今後の家族や日本社会全体の問題を解決する鍵になるのではないかと思っています。(大げさですが、本当にそう思っています。育児から生じる大きな話はまた別の機会に書きます。)


◆最強レベル5(実行)とは?

今回は育パパのレベル4(共感)の内容とその希少さについて、私の考えを書かせていただきました。育児に共感をもって取り組んでいるパパは、ママにとってどういう形であれ、大きな助けになっていると思います。また、夫婦間の二人三脚の育児がうまくいっている家族で育つ子供も健やかに育っていると思います。

さて、レベル4でも相当希少な育パパ(5%以下)ですが、さらにその上があると私は考えています。

 

次回は、まさに育パパ界の天然記念物とも言えるレベル5(実行)について、私の考えを引き続き書き進めて行きたいと思います。