育児に勝る仕事なし!

2人の子供を持つ公務員のパパ。日々の育児や仕事を通じて考えたことをざっくばらんに語ります。

私の考え①「育児>仕事」

育児をすることと、仕事をする(仕事に出る)ことはまったく異なることなので、比較すること自体困難なことかもしれませんが、あえて比較するなら

 

仕事(フルタイム)よりも育児のほうがはるかに大変であると考えています。

 

その理由は以下の4点です。

 

①仕事は自分のペースでできるが、育児はそうはいかない。

 もちろん状況にもよりますが、仕事はだいたい自分でコントロールすることができます。今日やるべき仕事を1日の中で自分なりに時間配分してやればよいです。休憩も自分のタイミングでとることができます。

 一方で、育児はまったく自分のペースではできません。特に小さな子供はコントロールが効きません。いつ機嫌が悪くなるか、いつ体調を崩すかわかりません。赤ちゃんの場合は、一時も目を離すことができず、トイレを行くのも思い通りにいかないでしょう。

 

②仕事は協力できる仲間がいるが、育児は孤独な闘い

 職場には作業を分担したり、困ったことがあれば助け合える同僚がいます。

一方で、育児は分担したり、相談できる相手が常にいるわけではありません。最近は核家族が多く、地域で子供を育てるといった雰囲気も昔ほどありません。そうすると育児は孤独になりやすいと思います。

 

③仕事は評価されるが、育児はやって当たり前

 仕事はがんばればそれなりに評価されます。それが自分の昇給やスキルアップなどという目に見えやすい形になって現れます。

 一方で、育児はどれだけうまくやっても、それが当たり前とみなされます。子供の成長は何より目に見える成果ですが、それも当然のこととして、育てている親が何か目に見える形で評価されるわけではありません。

 

④仕事よりも育児は体力勝負

 仕事の内容にもよるかもしれませんが、普通のサラリーマンはそこまで体力を消耗する仕事はないでしょう(精神的ストレスは多いかもしれませんが)。定時も決まっており、残業はありますが、最近は無理な働かせ方はどの職場も行ってないと思います。

 一方で、育児は定時なしの24時間稼働です。日中は遊びに付き合って、だっこして(家事も同時に行わなければならない)。深夜も授乳や夜泣きで起こされます。育児は体力が必要であり、かつ、日々の体調管理がより重要になります。

 

以上、ざっくり書きましたが、どう考えても普通にサラリーマンとして働くよりも、育児をしているほうが大変だと思います。

私は仕事に出ている身ですので、2人の子供と常に向き合っている妻に心から感謝しています。尊敬しています。

妻だけでなく、子供を育てるすべてのママさんたちを尊敬しています。

最近は(これまでも?)、こういった考え方はあまり主流ではなく、仕事をしているほうエライかのような風潮があります。それは明らかに違うと私は思うのです。

特に少子化が進む今日では、未来を担う子供を育てることこそ、最高の社会貢献であり、重要な「仕事」だと考えています。

 

これが私の考え方の根源です。

今後は、この考え方を日々どのように実践しているか、書いていこうと思います。